まちかど介護相談薬局

１月１３日（木）

近所の＜まちかど介護相談薬局＞

近所の薬局は、「宮代町まちかど介護相談薬局」の指定を受けています。この指定があっても無くても、薬局のご主人・奥さんは高齢化が進むわが団地住民の様子をよく見てくださっています。

「おじいちゃん、このごろどうですか」とか声を掛けてくださいますし、私にも「最近からだの調子はどうです？」とか「今飲んでいる薬、合ってますか」とか。先日は、居室にいない義父を探しに大通りに出た私に、「おじいちゃんなら床屋さんョ。たいしたもんよ、右左を見てしっかり渡っていったわよ。１００歳にもなって行きつけの床屋さんがあるということがすごい。だいじょうぶ、大ジョーブ」といわれました。

ちゃんと発信している越谷市

ところで、「まちかど介護相談薬局」がどれだけ知られているのかと思い、調べてみました。まず、宮代町、指定を受けた薬局は、うちの近所の薬局みたいに「気配り」「目配り」をしているのか・・。

薬局一覧がわかりやすい白岡町

白岡町介護相談薬局を検索しますと、出てきました。まちかど介護相談薬局・薬店一覧が。全部で９軒の薬局名、所在地、電話番号。

その下に「まちかど相談薬局」の説明がありました。

--「まちかど介護相談薬局」は、介護保険や高齢者福祉サービスなどの講習を受けた薬剤師が、ボランテア活動として行うものです。相談は無料で、プライバシーも守られます。（略）　お気軽にお近くの相談薬局にお立ち寄りください。（問）白岡町福祉課介護保険管理係り。--

 【要綱】だけ載せている市・町

ためしに、インターネットで、宮代町まちかど介護相談薬局で検索してみますと、こむずかしい文章の「実施要綱」がそのまま出てくるだけ。こんなお役所言葉、誰もわかりません。

近隣ではどうかと、久喜市、杉戸町、春日部市を調べてみたけど、みんな同じ「介護相談薬局設置要綱」がいきなり出てくるだけ・・・。これは誰に見せるために載せているのでしょう。薬局・薬店に向けて？　不親切じゃーないですか？

越谷市は充実していました。千間台地区とか、大林地区とか地域別に「まちかど介護相談薬局」の薬局名、住所、電話番号が出ていますし、説明もわかり易い。とりあえず「実施要綱」のかたぐるしい文章を載せているだけのところとは全然違います。

第一、「実施要綱」はただのお役所文書で無機質、およそ町民に読ませる「お知らせ」ではありません。それに比べて越谷市の発信は字が大きく、色がきれいでわかりやすかったです。

それにしても、あの「要綱」文には恐れ入りました！