元気な人生づくり-③ [学習会]
踏み出す元気を
NPO「ジェン」代表 ー 木山啓子さんの話
「ジェン」は、これまで一度も事故を出していない。支援はおせっかいということ。お金を持っていくことでも、そこに勉強しに行くことでもない。
戦争中、まったく何もなくなってぎりぎりの生活だった人たち。戦争が終わったら「戦争中のほうが幸せだった」という。なぜか? 毎日家族が身を寄せ合って、一緒だった。お互い、生きていることを確認していた。
戦争が終わったら、安心して、次に比べ始めた。「隣が冷蔵庫を買った」・・・
自立支援
自立支援とは…癒すことなんて出来ない。とにかく一歩踏み出す元気を(そばから)支える。誰かの役に立つことで、生きる意義を感じ始める。そうやって共に立ち上がっていく。
相手はそういうしかない立場…山古志村にて
〇話し合う
「ボランティアの人を送り込んでいいですか」 「そいつら、何するんだ」「いくら払えばいいんだ」⇒「来てもらってけっこう楽しい」⇒「また、来てくれるのか」
no thank you・・・ 現場ではノーサンキュウのことが多い。 ポイントは、主体性がつぶれないように、地元の連帯を強めるためにサポートをする。
相手は、そういうしかない立場のひと。だけど、合理性の枠に中にぴったり収まっていない状況なのです、実は。
どうやったら、幸せでいられるのかな。極限の時、人は自分のために頑張れない。(絶望する) 人のためになることで自分を取り戻す(喜ばれることで)。
幸せになり方を知った人
幸せになり方、「これしかない」はダメ。⇒多面的にやってみる⇒やってみて気づく。 第2ラウンドの人たちへ⇒もう従来の消防団ネットワークじゃなく、新住民を入れた共同性を持つこと。 つまり、「また、来てくれるか」「また、会いたい」の共同体。
データというマジック
データ、データでやってきた。例えば、「子育て支援の制度」がある!? いい? 「no」だ! なくても、子育てしたい状況を作ることが大事。
木山さんのコメントに、宮台さんは「不可能だからとしょげるヤツが多すぎる」と。
新卒の仕事がないという、が、親が「あなたに合った仕事じゃない」と言っているのでは。(何でもやる)気がないだけだ。 「嫁が来ない」 個室に閉じこもってきた来た人が、テンションを高くする術を忘れている。だから行政に「たのむ」というのは、まったく違うよ。
余談ですが、宮台氏は、20歳以上も年下の奥さんがいるそうな。その奥さん、6年も付き合っていた彼氏がいた。どこか責める場所はないか? 彼氏のテンションは低い。これだ! テンション高く攻め落としたんだとか。 多分、見た感じ、その彼氏より宮台氏のほうが「生きている…」だったんだろうなー。
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