「本当に地方交付税は増額?」と [会報]
「会報174号見たんだけど」
ただ今、会報174号(2月号)を配布中です。 お電話をいただきました。「会報読んだんだけど、本当に地方交付税が増えるの?」と。 その方には、少々長い説明をしましたが^^(まゆつば)。
私の会報は、単に、総務省からの最新事務連絡からピックアップしただけの内容を載せます。 なぜかというと、まだ予算審議の前であるのと、あまり予断を与える範囲の情報は載せるべきでないとの考えから、です。 地方財政に興味のある方の「きっかけ」になればと思います。 興味のある方は、これからの新聞などで、自然に目がそこに行きますから。
だけど、喜べないのは直感でわかる
国は、1兆円以上増額は11年ぶりといってますよ…。 だけど、実質的な増額と政府が言っている数字は、きわめてあいまいであることは、誰が見ても明らかです。国全体の税収が上がらないのにどうして増額できるか、です。
増額は、臨時財政対策債に頼るところが大きいです。 「臨財債」というのは、国が地方に「借金していいですよ。後で面倒を見ますから」という借金で、今回は「臨財債」の割合を飛躍的に大きくしています。この実質的な借金!は、危険な前倒し政策であり、後で税収アップできるからといった期待交付金です。 ここでいったん増やしておいて、23年度以降おそらく減る可能性があるなーと、国のこれまでの動向を見てきた人は思うわけで、賛成討論なんかで「実質的な交付税アップ」などとの文章を並べる議会人は、後でかっこ悪いかもしれません。 (もっとも、うろ覚えなので、自分が読んだ文章も来年は忘れてしまっているという議員も他の自治体にはいるかもしれませんが) また、反対に23年度以降、「交付税が減った」と、住民に対して、おどし風に使うのもやめていただきたい。
と、いうわけで「財源がない現状での国庫金の増は、喜んじゃダメですよ」と、会報記事は理解してください。
思いがけない言葉が
おととい、900枚、昨日(ある会合があったので)600枚と、会報配布が絶好調です。 今まで配ってくださった方が今年になってから、健康を害し、配れなくなりました。3人も。 2000年の当選の時から10年間も配ってくださった宮代台のKさん、ホント感謝です。今年75才になられたKさんは「そんなにやったかね、私」と、飄々としているけど。
人に頼むのが(しんそこ)苦手な私は、(それなら私が4日分多く頑張れば、すむ事だ)と、ピッチを上げています。
川端の方で、昨日夕方、若い方が車を洗車していて、声を掛けてくださいました。「会報いただきます。応援しています。がんばってください」と。 超うれしー! 30代の若い家庭のご主人だ。 10倍うれしい。 普段なら、若いご家庭の人は「多分読んでくれないだろう」とパスしてしまいそうなんだけど、先方から声をかけてくださった。へーぇ、いいこともあるもんだ! 感謝します。
それから、同じく川端で。「もう174号なんですね。いつも楽しみにしています」と、年配の方。 日曜日には、思いがけない方から、思いがけない声がかかる。 このごろ地面ばかり見ていた私を、上向かせて下さった声に、しみじみしました。
頑張っちゃいますよー。単純な私です。(またどこかで「バカの一徹とはおまえのことだ」と death note の笑い声がしそうです。)
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