ボジョレーヌーヴォー [歳時記]
今年もボジョレーヌーヴォー、解禁
ボジョレーヌーヴォーの市場規模ピークは、2004年だったんだそうです。2008年には前年比80パーセントまで落ち込んだのですが、今年は盛り返しそう。
50年に一度の出来上がり、という話題もさることながら、お手軽価格に惹かれそうな感じ。750mlのものが、890円とか、749円とか...。でも、高いものは4980円というのもあるらしいです。味がどう違うのか、適正価格はどこが決めるのか。
飲んでみました
今年は、二女がいただいてきたのを飲みました。「ちょっといいのらしいよ」というのに「どれどれ」と。いいのも悪いのも、そもそも基準がわからないのですが、まず、こってりした感じと、鮮やかな色に「へーぇ」 どうも50年に一度の味は、私にはいまいちわからない。
格安品の方が合うのかもしれません、私には。今年はガラスのビンに似せたペットボトルに入った安価なボジョレーに人気があるのだとか。そっちがよかったかも。飲んでみなくちゃね、いろいろ。価格競争を煽る方に回るのはいやだけど。
ペット入りのボジョレーは、初めてではない
ペットボトル入りのボジョレーは、昨年、生産量トップの「ジョルジュ・デュブッフ」社からアメリカ向けの75パーセントがペット入りだったということです。
妹家族は、18年間、米・カルフォルニァに住んでいました。気候がいいロス南部にたびたび行きましたが、あちらに行くたびに買ったカルフォルニアワインは、ペットボトルを含めて大きな容器にたっぷり入っていました。安くて、しかもおいしい。(安価な味に慣れているということでしょうか、わたしが。そうかも...)
自国産は、そんなにふんだんな量を安価で売っていて、しかも世界中のワインが取扱われるアメリカでは、軽量化により輸入コストを下げるというのは、優先度の高い工夫だったんでしょう。
軽量化により、輸入コストを安く上げるため、あるいはあとの処理を楽にする"エコ・ボトル”には賛成なんですが、価格競争だけを煽る、「デフレ日本」をはっきり反映しているような雰囲気に、いまひとつ乗れない気分です。
プライスレスの部分が、どんどん少なくなっているような...。
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