民主主義に無関心 [選挙]

12月16日(火)

2人に1人が行かない

今回の衆議院議員選挙の投票率は、52.43%とか。2人に1人が棄権したことになる。民主主義の意味にも多分関心がないのでしょう。政治に「no」を突きつけるのも「yes」を進呈するのも、選挙の時しかないと思うのに、投票そのものに関心がないとお見受けしました。

過去30年の衆院選の投票率の推移が新聞に出ていた。折れ線グラフは1989年と、2009年に大きく上昇している。1989年は、言わずと知れた社会党が大躍進した年。「山が動いた!」と党首に言わしめ、「何かが変わる」と日本国中が沸いた。(投票率はナント73.31%)

しかし、特に変わらず、途中で野・与党の連携なども生まれてうやむや。

こういった「何も変わらない」と国民が思った時には投票行動も鈍くなる。

つぎに投票率が上がったのは、ついこの間の2009年(投票率69.28%)、2大政党時代の幕あけなるか、と民主党に期待した人が投票した選挙、民主党が大躍進した。

だけど、やっぱり変わらなかった。その結果、強い自民党の独り舞台に戻った。

郵政民営化選挙のときと同じで、〈消費税を先送りでいいですか〉を目玉に出しただけでは、国民はしらける。「どうだっていいんじゃないの?」

集団的自衛権行使にも特定秘密保護法の施行にも、原発再稼働にもgoサインを出していいと自民党・安倍政権は(勝手に)思うんじゃーないの。

最初から、勝負が見えていた。せめて真反対の党には入れておこうか、との意識が共産党の議席3倍近くの大漁につながったわけですね。これは救いだと思うけど、地方の隅々まで、自民党の下請け、関係者、事業者が自信満々になったのは、ちょっと不安です。


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