選挙報道不発 [選挙]
12月8日(月)
静かな日曜だった
選挙戦も中盤。日曜日でも、ある候補者の宣伝カーが流しに来ただけ。全く静かです。宮代町だから静かなのか、他の町の駅前などは盛り上がっているのかわからない。遠くの地域に住む妹などは「ピンとくる候補者がいないから、今回はパス」と言い出す。
テレビを見ても熱戦を伝えるものはなく、討論番組もしらけている。
これは自民党が11月20日に出した「選挙期における報道の中立性と公平性の確保についてのお願い」の影響が大きいような気がする。なんか言われそうなものを、あえて流さない方がいいとシラケているのです。
「原発の再稼働」をどう考えるのか、集団的自衛権、特定秘密保護法案をどう考えるのか、などの論戦をあまりさせない方がいいという自民党の思惑にテレビ各局が合わせた感じ。もっぱら経済がどうなったか、その判断だけにしぼらされている。
総務省のチェック
新聞で知ったのですが、民放には総務省による放送免許の「5年ごとの更新」というハードルがあるのだそうだ。それで各局がそろって熱弁をふるう「討論」番組をやらない。1局だけ目立つとまずい。複数局なら頑張れるのに、といったところなのでしょうか。
ヘイトスピーチ報道も委縮
ヘイトスピーチの報道も控えめだから、国民はあまり知らない。暴動になったり、訴えになったりすると、はじめてニュースで取り上げたりするから、国民は現場や途中経過を知らないまま、断片的に垣間見るだけ。「何が問題なの」「どこでそんなことがおきているの」くらいしかわからない。
面倒なことには踏み込みたくない。それはわかるけど、番組そのもの、主演者にまでクレームをつけるようでは、(HNKはあきらめるとして)民放の役割がなっていない。
いずれにしても、盛り上がらない選挙。だけど、私は投票に行く予定です。
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