カラー通学路 [教育]

11月3日(月)

路側帯カラーに反対

兵庫県西宮市では、小学校の通学路に色を付けて区別する〈路側帯カラー〉に、景観重点地区の自治会が「景観を損なう」と過半数が反対し、計画に「待った」がかかったという。

子どもの安全と景観保全、真っ向から向き合うことになったのは初めてだと思いますが、カラー化は次善の策であることは間違いない。中には、肩幅より狭い30cmほど塗り分けただけというところもある。

細い道路に色分けすることに、一般住民は「どちらでもいい」「落ち着いた色にしてほしい」「幅全体を塗るのでなく線でもいいのでは」と、実はそれほど関心は高くない。

関西学院大学総合政策部の加藤教授(都市計画・環境デザイン)の話が東京新聞に載っている。「地元が市の取り組みに乗らないのも選択肢だ。地元なりに子供の安全への責任を取るという意識も高いということだろう。通学時間帯に地域の人が張り番に立つなど、通学路を守る方法はいろいろある。その手法を地元で考えていくことが重要だ

しかし、切実なのは、通学路が危険だと心配する保護者なのです。保護者の場合、とりあえずの対策だとなかなか納得できません。

たとえば

たとえば、須賀小中の体育館の裏側の道路。すぐ南側の道路には交通指導員が立つも、こっちは誰もいない。すぐ南側の道路の抜け道となって、通学時間には通勤車にも忙しい時間。勢い、通過も多くなる。

保護者の方の要請で、狭い道路ではありますが、グリーンベルト(通学路と言う区分け)化してもらいました。前よりずっといい。が、何しろ狭い道路をグリーンにしてもらったわけで、カラーの部分は相当狭い。スピードを出した車が子供の肩先を風を切って通過すると心配しています。

たしかに、グリーンに塗ったことで、「あっ、ここは通学路なんだ」という意識づけ、抑止力にはなっています。が、保護者の方は「まだ、心配なんです」と。

「ガードレールが一番安心なんですが・・・。でも、町にお金ないんでしょ。それに道路が狭いからガードレール付ける余裕ないですよね」と、先回り。

「そこで、お願いなんですが、通学に要する30分くらい、通行禁止の看板出してもらえないですか。これだと無理がないでしょ」とみんなで頭を突き合わせた結果を提案される。

警察、安心安全課、教育委員会と、またがる部署は広い。どういう方法があるのか・・。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。