「消滅する自治体」にものもうす [まちづくり]

9月19日(金)

  宮代町は近隣と比べても、このごろ住民の流入がいい。

たし算の思考

行政は「宮代町は厳しい。苦しい。あれもダメ、これも無理。住民のみなさん、耐えて」というばかり。こんな≪引き算思考≫に付き合わされていると、住民は滅入ってしまう。

≪足し算思考≫をやろうよ、と私は思う。「あれならできる。これもできそう」を探した方が精神衛生上いいに決まっている。

「日本創生会議」にもの申す

有識者でつくる「日本創生会議」(元総務大臣の増田寛也氏が座長)の、人口問題検討部会が〈2040年に「消滅の危機に直面する自治体」896市区町村〉を上げた。その中に宮代町が入っているということで、「さぁ、大変だ」と言っている議員がいる。先日は、監査委員まで(事例として)引き出した。

 しかし、週刊誌ネタにオタオタしない方がいい。「創生会議」が出した見解は、東京に一極集中しがちな人口、経済を地方に拡散すべきという提言なのです。

「日本創生会議」・人口問題検討部会が、基にしたデータは、国立社会保障・人口問題研究所が、昨年3月にまとめた将来推計人口の数字(にいろいろなものを加味したもの)をもとにしたもの。

宮代町は、昨年3月くらいを底値に、人口は右肩上がりに折れ線グラフは上がり続けています。地方情勢は(生き物)です。地域事情を盛り込めないデータを「盾」にしても意味がない。

「日本創生会議」は単なる例え、警鐘で出したのだと思う。すいません、「もの申したい」のは、鬼の首を取ったように喧伝する週刊誌のほうかな。

はしゃぐ話ではないけど、少なくとも「ダメよ!ダメ、ダメ!」と自治体が落ち込んでいる話でもないのです。

この1年で、0歳~4歳児が63人も増えたなんて、人口33000人の町には、快挙ですよ。ありがたいです。


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