空き家の管理委託 [環境]

9月18日(木)

 9月9日のブログで、「空き家に発生した大量の虫」のことをお知らせしました。空き家のお隣さんが、青森に住む持ち主に連絡をし、持ち主は「留守中の管理」を委託している町内の不動産会社に連絡して処置をするということになっていました。

 しかし、15日になってもそのままでした。笠原小学校では、子どもたちの登下校に影響があってはいけないということで、立ち入り禁止のコーンを置き、コーンもずっとそのまま。

 15日、私は念のため管理を委託されているT不動産に立ち寄り、持ち主から連絡を受けているかと聞きました。そうしましたら、なんと、「連絡は受けていない」とのこと。対応についての連絡は持ち主で止まっていたのです。これでは、待てども待てども処置なし。

T不動産は、「そうだったんですか。さっそく管理依頼主に連絡を取り、対応します」と、言ってくださったので、お願いして帰りました。

 ここからが速かった。翌朝は、8時から数人の作業員が入り、作業が始まりました。大きくなった木は根元から切られ、草も刈られ、すっきり!

一晩で葉っぱの全部を食べつくされ、夜のうちに大移動するという小さな虫。近所の方もほっとしたことでしょう。

1700件の空き家

 宮代町には、1700軒の空き家があるということです。そのうち、ひどい状態で放置されている問題家屋は63軒。

「空き家」とするのは、ガス、水道などを止めた家のこと。ワンルーム式の新しい貸し部屋が増える中、一戸建ての貸家は新しい契約がなくなって久しい。6、7軒立っている中の1軒だけ住んでいる人がいると、全体がそのまま。荒れていく一戸建てアパートが多い。こういった一戸建てアパートもカウントされるわけですが、約14000世帯の町に1700の空き家。10軒に1軒以上です。

全国で同じように空家率が高くなっていると推測されます。

 それでも、今回の事例は、不動産会社に賃貸の契約のほか、維持管理を委託していたからよかったです。

 遠くに住んでいる持ち主は、(もしも問題が生じたら)を考えて、隣家に処置を頼むか、不動産会社などに適切な管理を委託するようお願いしたいものです。

介護用品リユース

昨日のブログ「介護器具のリユース」ですが、社会福祉協議会は、「使ったものでも、介護用品を引き取り、貸し出しに使います」と言っています。よかった。無駄にならなくて。

ただ、いつでも、いくらでも、というわけにはいかないかもしれません。社協の建物は、今「東武動物公園駅西口」開発関係で、「UR」に部屋貸ししている状態。場所が極めて少ないのです。

「うちも引き取ってもらって再利用してもらいたい」というご好意にも、お断りする場合もあるかも。まずは連絡してみてください。


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