認知症、気づきから受信まで9.5か月 [高齢者政策]

9月20日(土)

認知症、受診までに9.5か月

認知症の人が、日常生活の変化に気付いてから最初に受診するまで平均9.5か月かかっていることが、「認知症の家族の会」などの調査で分かったといいます。

その後の治療・ケアを行うためにも、「早期診断が重要だ」と、同会は言っています。

認知症を疑うきっかけとなったのは、「物忘れなどを頻繁にするようになった」「日にちや時間がわからなくなった」「仕事や家事が以前のようにできなくなった」などの変化に気付いたため。それから最初の受信まで「6か月未満」が最多の48.2%、「6か月以上1年未満」が15.3%、「1年以上2年未満」14.6%と続いています。若年性認知症ではもっと長くなる傾向。

受信までに時間がかかった理由は「本人が病院に行きたがらなかった」(39.7%)[年齢によるものだと思った」(33.6%)

一方、最初の受診から確定診断までにも時間がかかっている。かかった期間は平均6か月ですが、確定診断については、アルツハイマー型やレビー小体型など特定の認知症と診断されるという本来の意味と、広く認知症とだけ診断されることを混同した回答もあり、実際はもっと長い時間がかかっているかもしれないといいます。

さらに、確定診断までに6ヵ月以上かかった人の理由は、「医師が認知症と診断しなかった」「45.3%)が最多で、特に64歳以下だと73.0%だったそうです。的確に診断できない医師側の問題もありそうです。


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