久喜市の財政時計 [行政]

9月3日(水)

久喜市の借金時計

久喜市が「借金」時計をリアルタイムで表示しています。国がやっている「国の借金時計」とすっかり同じ仕組みで、時計は刻々と(1秒ずつ)金額の変化を刻んでいて面白い。「今」の公債費全額を全人口で割り、一人当たりの借金は、52万〇〇〇〇円です、と、1円単位で表示される。

おもしろい! 毎日覘いてもいいのではないでしょうか。「おっ、少し減っている」とか「2円増えているじゃないか」なんて、市の財政に敏感になり、無駄な事業がないか、身の回りを見ることにもつながります。

街路灯

地元の街路灯のこと(消してしまうのか、灯しつづけられるのか)をにかかわらせていただいている。後継者がいない、商店主ご自身も高齢で病気がちだ、となると街路灯が灯されようが消されようが一生懸命になれない、そう思う当事者たちの実情は痛いほどわかります。

「もう、いいよ。もうお手上げだ。町に任せるから全部取っ払って、防犯灯に切り替えてもいいよ」という雰囲気にどんどんなっていった。

最後に「どんなふうに終わりにするかだけでも、みんなで集まって決めようよ」と組織内の回覧を回しても、出かけてくるのはいつもの3,4人だけ。

商工課に行くより、防犯課に出かける回数も多くなった。

もう一度、最後の話し合いをしてみよう、という人たちが仲間の喫茶店にあつまった。

「本当に消してしまうか」「つけられるだけつける方法はあるだろう」・・・・「脱会する人はいい。責められないよ。今までありがたかった。だけどさー、消したくない人が10人いれば、やっていけるんじゃないか。」と誰かがボソッ。「負担は3倍になるけど続けられるんじゃないか」と、話は進んでいき「、10人残れば、やっていこう」になった。

消さない方策を話し合うことで、実は内心ほっとした面々だった。

しかし、大変さは変わらない。町の担当課には「つぶれそうな商店街を活性化させる補助金を、何とか見つけてください」と頼んだ。何しろセンサーで点灯する装置もぼろくなっている。これからは 、夜中の1時を過ぎたら消すなど、あらゆることを研究しなければならない。

しかし、消してしまうことに踏みきれない「街の灯り」への思い。また残った、ということになる。土俵際のぎりぎり感に積極的にかかわっているこの頃だ。


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