議会全員協議会 [議会]
8月22日(金)
全員協議会を開催
宮代町議会は、22日議会の全員協議会を開催しました。多くの場合、定例議会の前に開催されます。(その他必要に応じて)
全員協議会は、議長が招集し、町の事業の進捗状況、ある事案に対する町の方向性などを、(議員が)執行に説明してもらう、というものです。定例議会の前に開催されるのは、議案の審議、あるいは一般質問に関係あることも多く、参考にもなるからだと思います。
傍聴はできます。しかし、本会議や委員会のように会議録はとりません。最初に執行(担当課の要員)が説明し、それに対する質問を議員がします。質問回数は特に制限はありません。比較的自由に質問、答弁がくりかえされる会議です。
全員協議会の役割
しかし、議員によって全員協議会のとらえ方が若干違います。「全協」は、あくまで執行が説明する場であり、必要最小限の質問をすればいい、とかたくなに思っている人がいます。党によっては、会議録に発言記録を残すというミッションがあるのか、「それは決算委員会で質問するものだ」とか「本会議でやればいい」という考えをもっている党もあります。
私は全員協議会が(協議会という名がある以上)、忌憚のない質疑応答ができる会合でいいと思っております。ことによっては、「議会基本条例」にうたっていながら、思うように実現できない≪議員間の討議≫をするのも妥当だとも思っているのです。議員の討議の資料をもっている執行が控えている会議を、もっと有効利用すべきと考えているのですが・・・。
案の定、私が質問しているとき、「それは決算でやればいい」との「ダメ出し」が入りました。
まァ、考え方の違いですから、こういうダメ出しは仕方ないと思っているのですが、私は(ここでやったほうがいい)と思った質問は、しちゃいますけど・・ね。
6項目について説明
- 昨日の項目は・・・1、宮代町立小中学校の再編計画・フォーラムの開催について 2、小中学校のエアコン(設置対象クラス と完了までのスケジュール 3、「中島地区・五差路への信号設置」に関する説明会概要(と、報告) 4-1 宮代町高齢者保健福祉計画及び第6期介護保険事業計画策定に伴う高齢者実態調査 4-2 宮代町地域包括支援センターによる地域訪問活動での意見抽出(結果概要) 4-3 2次予防事業対象者把握(基本チェックリスト)の意見の抽出 4-4 2025年を見据えた介護保険事業計画の策定、5、重度心身障がい者医療費助成制度の概要 6、ふれ愛センター利用者への今後の運営の説明状況について & ふれ愛センターを廃止した場合に予定している役場内に新たに設置する「子育て支援新施設」への希望をお聞きするワークショップ
このうち、以下の2点について、少しお知らせします。
2、小中学校のエアコンについて・・・H26年度は、小学校1年生、中学校3年生、特別支援学級に設置する。
設置スケジュール‐‐‐ 7-8月 実施設計 8-9月 入札(一般競争入札) 9月 工事請負契約の議会提案 10月 工事着工 H27年1月 工事完成
これについては、いくつかの質問がありました。私は「これまで一般質問でエアコン設置を訴えた議員も、議案に賛成した議員も、夏の猛暑対策という視点だった。(冬場は全教室にストーブがある)それが、いつの間にか、町長の公約実現に固執のためか、目的から外れ、冬でもなんでも完成させ次第、何教室でもいいから使用を開始するということになっている。目的からずれているのでは。教育委員会では使用開始時期について協議したか。
担当「(同じ暖房でも)ガスヒートエアコンのほうが部屋が速く温まる利点がある。しかし、その件も含めて教育委員会で話し合ってもらう」
6、ふれ愛センター(児童館)廃止後に機能を移管する役場内「子育て広場」
私:「地方版『子ども・子育て会議』の開催など、国が一押しの政策にもかかわらず、当町ではやや遅れて進行しているようだ。今、宮代町は若い世代を中心に人口が増になっている。こういう時こそ、この町の子育てモデルを早くつくっていくべきだ。他の町の動向を見てから進めるというのは、若い世代が増えている町として、政策がないのでは」
これは、要望のようなものだったので、特に担当課の答えをいただいたわけではない。ですが、やはり、宮代町の特徴、やりたいことのようなものは積極的に研究、アピールしていくべきではないかと思いました。
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