空き家問題 [まちづくり]
7月31日(木)
空き家が820万戸
昨日のニュースでは、全国の空き家が820万戸になったという。すごい数字です。本当にそんな数字になるんだろうか? 改めて見回してみると、戸建てのアパートならワンルーム、少数家族ならメゾネットタイプなど新しい貸家が増えている。
一方で、古くて朽ちそうな一戸建て貸家は入居者もなく、そのまま捨て置かれている。都心と違い、古い家屋を壊さなければ立てる場所がないというのではないから。
という状況を考えると、空き家820万戸も合点がいきます。
住宅地でも
我が家のある新興住宅地(もう新興とは言わないが)なども、次世代が住まず空き家状態が目立ちます。15軒に1軒くらいの割合で、人の気配がしない住宅がある。治安の問題、防災の問題などはらみます。
ニュースでは、「少子高齢化」のためと言っているが、問題はもっと複雑な気がする。
先日も、ある人が「うちの裏の家は、そのうち帰るように言っているけど、多分帰らないよ。時々風通しくらいには帰っているようだけど、あいさつするでもなくすぐ帰っていく。ゴミ捨て場所にでもなったら大変だし、ぶっそうだ」と。
こういった住人のいない家の多くは、「息子が所帯を持つときのために」取っておくのではない。息子も自分たちも帰ってくる予定はないのだ。
何故、ほおっておくか。つまり、さら地にすると固定資産税が最大6倍に跳ね上がるからであり、解体費用がばかにならないからだ。全国にこういった事情のところは多い。
宮代町では、新築家屋の建築許可申請は多いのに、朽ちかけている空き家にはなかなか手を付けられない。
大学の前の住宅地なら
ある自治体では、空き家バンクを創設し(行政が斡旋し)、若い人たちに安い家賃で貸し出すことをやっている。
私の住む学園台は道を隔てて大学と向き合う。
学生に借りてもらっったらどうだろう。普通に借りる半分くらいの家賃で借りてもらうのです。2、3人でのシェアハウスなども面白い。安く貸す代わりに、年に1回の側溝の掃除に出てもらうとか、積極的に地域にかかわってもらうことを条件に。
これからの行政は、こういったコーディネート機能が求められるのではないでしょうか。
今日の学習は、「窓口総合セミナー」
7月11日に実施されるはずだった「窓口総合セミナー」は、今日になった。会場は品川。楽しみにしていた学習会です。
※この頃、自宅に相談・用事でいらっしゃる方が・・。でも、私が家にいないことが多いので、暑い中いらっしゃって不在では申し訳ない。できれば電話をいただきたい。(その電話に出るのも少ないとおっしゃる。う~ん、すみません、できればお昼ごろか、夜に電話いただきたい)
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