東京都議会のセクハラやじ [議会]

6月20日(金)

会報217号配達中

会報217号のポスティングは、やっと半分終わる。連日の暑さを避け、早朝と夕方の配りに徹しています。涼しいうちにできて、サッカーの中継があるときは、一仕事おわってテレビの前でじっくり、というのができてこれはこれで楽しい。ただ、朝4時半には起きないと、出足が鈍る。今日も、朝一で本田地区を終了。録画予約はしていましたが、後半の≪痛いひきわけ≫をしっかり見られました。

10時には、本田地区の若いお母さんから電話をいただく。「ふれあいセンター」の閉鎖・機能移管を会報で初めて知りましたとおっしゃる。「残念ながら計画は進んでいます。児童館機能は、市民活動スペースに移る予定ですから、どんな子育て広場にしたいか、要望とか教えてください」とお伝えし、友達になりました。

計画の中に、どれだけ当事者たちの声や思いを入れられるか、これから大事な時期を迎えるのです。

都議会のセクハラ

昨日のニュース。都議会の定例会で質問している女性議員に向かって、「大変残念で下品なヤジ」が飛んだことが話題になっている。結婚、出産など女性の持つ課題などを質問していた「みんなの党」の女性議員に、何と議場内の男性議員から「早く結婚したら~ぁ」など中傷するヤジ。

こういった内容のジョークは、男性に間では、時にウケねらいのジョークとしてでてくる言葉ですが、セクハラ、パワハラ以外の何物でもない。

実は、飲んだ席、雑談中によく出てくるような発言なのだ。この手の話は、親しい間になればなるほど、ウケるし、親近感をあらわすにはきわどい冗談などはもってこいなのだ。特に議員は「ウケてなんぼ」の世界だから、面白くて気さくな人をアピールするために普段から、こういう話をしている大物議員は多い。

だけど、国会議員をはじめ、自らの失言で政治家としての危機に落ち込むのは、時と場所をうっかり忘れてしまうからに違いない。つい最近も、≪最後は金目でしょ≫で失敗した2世議員がいたっけ。後でいくら弁解しても、その後の大変さは想像に難くない。

田舎議会の、田舎議員だってうっかりしていると思わぬ苦境に立たされるからご注意を。雑談中や飲み会で、私は(気にしないふりをしているが)パワハラ発言、セクハラ発言に出会うことはよくある。

多勢に無勢、いちいち「失礼な、それってセクハラですよ」とか「大物だと思って、小物を相手に言いたい放題なのは、実はそれ、パワハラなんですよ」と言うとシラけるだけ。黙っているか、笑ってごまかす。

だって、場所によっては、(当の)女性たちもウケて、いっしょに「そうよ、そうよ」とはやしたてるんだもの、沈黙するしかない。

しかし、所詮、品のない言葉はその人の意識の低さを露呈するだけ。大物ぶってパワハラ全開の人の、横で笑って付き合っている人も同罪なのだ。いつかは失敗する。

東京都議会では、証拠の声と、映像も残ってしまった。仲間ウケするはずだったヤジと〈迎合〉たち。こうなってからあわてても遅い。

それと気づかないで普段やっているセクハラ、パワハラ。抗議する女性たちを、(うるせー女だな)(おばさん)と笑い飛ばしてすませる時代じゃなくなった。


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