日本の人口減少 [日常]

6月5日(木)

マルベリー

友人宅から今年もマルベリーがいっぱい届きました。欧米風の名前がついていますが、要するに「桑の実」。を、品種改良してたくさん実がつくようにしたベリー類のニューフェイスなのです。

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子どもの頃、桑畑に入り込んで摘まんだ桑の実よりずっと果肉がジューシーです。去年の今頃もお知らせしたんですが、これは、これからの商品力を多分に持っています。第一、ブルーベリーなどと違って生育が速い。実の付き方がハンパなく多い。栄養価が高い。ジャムなどに加工しやすい。それ、キャッチフレーズに困らない。童謡の世界のなつかしさ。[るんるん]桑の実を~、小籠に摘んだ~は~まぼろしか~[るんるん]

人口減少つづく

昨日発表の日本の人口。昨年亡くなった人は戦後最大の127万人。生まれた赤ちゃんは103万人。差引23万9000人の減少だそうです。

合計特殊出生率は微増

しかし、実は出生率(1.43)は2年続きでほんの少しだけど、上昇しているのだそうです。もっともっと、産み育てるのが大変な状況を改善してほしい。(産む産まない)は、社会的な条件だけじゃないけど、女性が労働力としてきちんと評価されること、育児の負担を一身に背負う厳しい環境を和らげてあげることが、大事です。

もう少しデータを申し上げてみたい。第1子を生む平均年齢は、30.4歳と上がっているのは、独身時代を楽しみたいという女子の考えもないではない。しかし、27%が35歳以上で母親になるというのは、母子健康上でいったら、早めたいところだが、いろいろな要素でうまくいかない。

宮代町の出生率もどん底のようだったが、微増している(と思う)。先日も書いたが、前月比で、人口が+14人。世帯数が+45、というのは悪い数字じゃない。比較的安価な戸建て住宅に若い世代が流入してきている。

あれもダメ、これもダメ、だから宮代はダメ、とだけ言わないで。

それ、それ、人口定着のための予算は惜しむな!という言葉のオンパレード。これはこの頃多くの自治体で聞かれる言葉だ。

昨日の質問でいみじくもある議員が言っていた。H10年くらいまで宮代町は、こんな人口減少時代が来るとは気が付かず、この時点で目標人口5万人といっていた、と。こんな町政を進めてきた現場の人全部が責任をとるべきだ!!と・・・。

私はH8~10年まで「土地利用計画」の消費者側から出た策定委員だった。この時の15年後の人口フレームが人口41,000人。策定作業の途中で39,000人に下方修正しようとしたとき「とんでもない、消極的な数字だ」と怒って見せたのは議会選出の策定委員だった。「ソレー、人口増だ、行政しっかりしろ。強気で行け!」と叱咤したのは、議会だった。

今回の議会・一般質問も、学力が平均を上回まわっている宮代町、学力テストの結果を公表すべきだ、ヤレ、競争意識を持たせるのは悪いことじゃない。ソレ、教育環境を良くして勉強してもらうためにエアコン設置を早く! と議会は前向き?なご意見が百出。

その中で、「なぜ学力テストの結果を公表しない?」の質問に答えて教育長「学力が高いのもその子の実力。しかし、そればかりではない。掃除が実力の子も、・・な子も、・・な子も、それぞれりっぱな力をもっている。学力だけ良ければ、という風潮になるのはいかがかと」というようなことをおっしゃっていた。

私は、深くうなづいた。教育の軸はぶれていない。本当にうなづけたのはこの答弁と、他のいくつかだけだった。

結果として学力テストがいいというのは後追いでついてくること。今までの宮代式が間違っていないということではないか。

多分、今年度などは人口が微増するでしょう。こういう現象は、後追いでゆっくり結果がついてきたことに相違ない。

これを漫然と見ていないで、どう活かすかだ。客寄せパンダ方式では人口は集まらない。


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