高齢者の踏切対策 [防災]

6月6日(金)

踏切事故

高齢者の踏切事故が増えているのを受けて、都内の鉄道事業者10社(JR東日本、JR貨物、小田急、京王、京成、京急、西武、東武、東急、東都交通)が集まり対策会議を開いたそうです。都内にH危険なまま放置された「開かずの踏切」≒平面交差のふみきりが多く残されています。連続立体交差などが徐々に増えてはいますが、残った「開かずの踏切」では高齢者の事故が増えているのだといいます。

都内で過去10年間に起きた踏切事故死者は56人。その56人のうち60歳以上が32人で6割以上を占めている。高齢の方は立体交差のところまで遠かったらいけないし、いつもの道を通りたがる。そこがなかなかあかないと、ちょっと空いた瞬間に無理をして通ろうとするのでしょうか。認知症のために判断できない場面も多くなるでしょう。

これは都内だけではなく、東京近郊に残された「開かずの踏切」でも十分おこりえる話ではないか。

対策会議で、警視庁が非常ボタンの増設や歩行も感知できる高感度センサーの設置、踏切内照明の改良などを要請。事業者側からは非常ボタンの設置状況の報告がなされたそうです。今後は年1回の会議を開催し、対策の進捗状況の報告など官民一体となった対策を話し合う。

中高年の覚せい剤

昨晩NHKの「クローズアップ現代」では、増え続ける中高年の覚せい剤使用者を取り上げていました。確かに、先日は50歳で校長になった、生徒に尊敬されていた中学校の校長先生が、覚せい剤所持で捕まったし、中高年の星・歌手のアスカもどうやら常習だったのがわかった。

若者の覚せい剤使用は減っているのに反比例するように、中高年の、それも社会的に重いポジションにいる人、裕福な人の使用が増えているのだということです。

覚せい剤の売人から見ると「社会的に重いポジションの人や名前の通った人は、立場上、秘密を守るし、騒がないし、お金も出す」というのです。さもありなん・・・。

50歳で校長になった人は、順調すぎる経歴に、初めてなじまない職場での苦労が生じ、それを乗り越えることができず覚せい剤の売人の餌食となった、と。

「クローズアップ現在」でいっていた。若年、中年初期は、子育てなどで生活に余裕がない(反面やりがいは大きいと思われます)。全体的に見ると、生活費のギリギリ度の大きいのは、実は年金世代ではなく、若い方の世代だというのです。

増え続ける覚せい剤使用者はどこにでもいる普通の常識人。どこで売人が狙っていて、世なれた風情で近づいてくるかわからない。これまで何とか頑張ってきた人生を棒に振らないように、気を付けなければ・・。油断できない世の中になってきました。


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