東北の消防の課題DB化 [防災]

5月24日(土)

防の震災体験をDB化・全国接続

5/24「河北新報」新聞のニュースです。ーー東人本大震災の教訓を今後の災害対応に生かすため、東北各地の消防本部が直面した課題や実施した対応策をデータベース(DB)化する事業が、6月から本格的に動き出す。

全国の消防本部からの接続を可能とし、実効性の高い情報を日ごろから共有し、緊急時にも活用できるシステムを構築する。仙台市消防局を中心に準備作業を進め、年度内完成を目指すという。

 DB化は、各消防本部の責任者で作る全国消防庁会東北支部が実施する。被災地の消防本部は個別に災害時の課題の記録や検証、新たな対策に取り組んできた。一方で、情報の一元化に管理する市くまがなく、教訓を共有しづらかった。

 この構想では、職員数や車両数、地理的特性といった消防本部の基本的情報のほか、実際の活動で退所を迫られた課題、震災後の対応の概要や予算措置などの実践的な内容をDBに盛り込む。キーワードを入力すると、共通する被災状況や同様な課題への対応策などを検索できるようにする。

 まず、6月から、全国の消防本部を対象に、必要な情報のニーズ調査を実施する。盛り込むべき情報を整理したうえで、東北の消防本部から収集し、検索システムも選定する。

 全国の自治体や消防組織では、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などの発生を想定し、地域住民を守るための対策が進み、東日本災害の経験から他係をくみ取ろうという機運も高まっている。

 中心となる仙台市消防局の担当者は「体系的に取りまとめることは、全国から寄せられた支援に対する恩返しにもなる」と話している。--記事引用ここまでーー

まだだったのか・・と思える事業ですが、これが有効に活用されると、実際現場ではどのように対処したか、机上の論理では得られない情報がたくさん含まれると期待できます。


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