住民意識調査と合併意識調査 [議会]
3月11日(火)
2つの住民調査
予算委員会の1日目の昨日、何人もの質問が集中した項目に、2つの住民意識調査があります。
①総務費・政策調整事業の中の住民意識調査委託料150万円、②同じく総務費・合併意識調査事業の120万円であります。どちらも無作為抽出した2000人の町民から<どんな意識>をもっているか、調べるもの。
なぜ、同じ年度に2つの調査が予算化されたかというと、一つは住民の町政に対する満足度を調べるもので、第4次総合計画(前期実行計画)の進行管理と検証をするため、あらかじめ予定されていたものです。
もう一つは町長の公約で、合併に向けたアクションのひとつ、選挙運動中の支援者との約束を早い時期に果たす、ということなのでありましょう。
「総務教育常任委員会」6人のうち、委員長、副委員長を除いた4人が質問をしていました。
合併に関する意識調査をするには、その先のビジョンやタイムスケジュールがなくてはならない、あるいは近隣との意思の疎通があってこそ実施できる調査ではないかとの意見がありました。
また、住民意識調査は、いわば町が単独でやっていくための第4次総合計画の進行管理の検証である、一方で合併の意識を調査するのは矛盾することになる、などの意見が出、少なくともこの委員会では懸念を示す質疑となりました。
私も、こういった住民意識調査を1年間の間に続けて実施するには、慎重に取り組まなければならない。たとえば、合併に関する意識調査を先にやると、そのあとの住民意識調査に微妙な影響が出る、など心配な点を挙げました。
今日は、こちらの委員会に町長が出席します。昨日の積み残しとして、この点について町長の考えを質すことから始まります。
今日は2日目。町内循環バスの運行ルート変更についてや、公共施設の借地の問題などを、予算書に照らして審議します。
お時間のある方は、ぜひ傍聴を。委員会は庁舎2階の「議会室」で行われています。
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