脱原発へ 反撃の開始 [原発]

2月12日(水)

都知事選が終わった

9日、東京都知事選挙が終わりました。結果についてはどうでもいいです。結果には出ていないけど、「脱原発」の動き、応援が、実は盛り上がっていたということ、今後に続けていけるほどだったこと、が大事なことです。

さぁ、反撃の開始です

原発立地自治体住民連合、政府交渉ネット事務局からの10日付の呼びかけ文(抜粋)

ーーさぁ、いよいよ今日から反撃の開始です。都知事選で、最も印象に残ったのは、私(広瀬隆氏)の〝敵”であった小泉純一郎氏が、「過ちを改むるに憚る(はばかる)事なかれ、というではないですか。原発の安心神話、低コスト神話、クリーン神話を信じて疑わなかったのは大きな間違いだった。これを黙っていることはできない。僕は自分の不明の責任を認め、過ちを改め、原発ゼロに向かって全力を尽くすために立ち上がった」と、選挙カーの上から大きな声で語った言葉です。

被害に最も近いこの原発立地自治体の現職議員の声は大都会中心のマスメディアに取って党利党略に左右される国会議員の声よりはるかに重い。--

この呼びかけにあるように、過去の間違いに口をつぐむことなく、自ら間違いを改めた行動は評価できる。ネットでは、「小泉、すごいよ。頑張っているよ」といったことは現れていた。しかし、告示のあとでは、メディアは平等。一般にはそう伝わらない。これは(ネトうよ)がネットで頑張った田母神陣営にも言える・・。

「非」は、間違いに気付いた時から改めることでいい。それさえできない、あるいはそれについてあえて思考力をなくしている人たちの性根の悪さは、救いがたい。

しかし、小泉も、ある意味で《二刀流》ではないか。子息は「父は父、私は私」と言っているように、息子は自民党(つまり原発容認)の出世コースに居たままで、現役を退いた彼が、今発言している。まァ、諸般の事情を考えてこれ以上は言わないけど。とにかく、これからも、小泉氏は「脱原発」を通して活動してくれると期待している(もう、表舞台に立たなくても)。

老年よ、大志を抱け

小泉さんの言葉でもうひとつ気に入った言葉がある。「少年よ大志を抱け、じゃない。老年よ、大志を抱け、なんだ。老年が大志をもって何が悪い!」といった。いいね、いつでも「大志」は持てる。

歳は関係ない 鮮度だ。

我々の仲間で、「次の選挙に出るの?」という会話になるときがある。「もう、10何期もやっているのに」とか「もう年取っている。後進に譲りなさい」という、(そろそろやめな)の内容を含んでいる。

私はいつも、「鮮度があれば、いつまでもOKだと思う。鮮度がなければ1期でもだめかもよ」という。

若くても、手練手管、ポジションねらいばかりの老練な人もいる。当選したばかりなのに、次の選挙のために早くも「まもり」に入っちゃう人もいる。

年とっても、「志」があったり、学習意欲が衰えなければ、鮮度あり、つまり≪旬≫の議員なのだ。

そこいくと、家族との《二刀流》は否めないが、小泉にはまだ鮮度がある。

反撃の集会

さて、昨日からメールがジャンジャン。今日の夜は、浦和で「脱原発」の埼玉集会が入っている。急な用事だけど、一昨日から会報214号を配っている最中だけど、予定に入れた[ふらふら]

ムリ、ムダは当然ある

学習会に誘っても、1,2回はみなさん行く。しかし、だんだん(今回は、ちょっと)ということなってくる。しかし、ちょうどいい学習会も集会もありゃしないのだ、実は。実はすべてに、ムリや、無駄やムラがあるのだ。

しかし、そこをがんばっていってほしい。それが信頼につながり、ネットワークができる。自分のコンディションに合わせていたら、「もう、この人はダメだな」と遠慮して誘ってもらえないもんだ。

これを我慢して乗り越える。

市民派議員はみんなそうして、自らの情報網、ネットワークを築いてきた。一度ネットワークができてしまえばシメたもの。「今回はちょっと無理」「ごめん、微妙なところで趣旨が合わないから参加しない」と言っても、ア・ウンでわかるようになる。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。