徐々に [日常]
1月9日(木)
徐々に
一昨日、仕事への「登校拒否」状態を書きました。いつもお世話になっている人から「駄々をこねている子どもみたいだが、誰でもそういうことはある」「それも人間らしくてよろしい」とメールをいただいた。わたしみたいなものを気にかけてくださって…ちょっと身に染みた。
昨日は、終日家にこもって、担当ページのレイアウト、記事入れをしてみたらなんとか行けそう。明日が第3回目の編集委員会。やれ、やれ、徐々にですが〈ひきこもり〉から覚めてきました。
今日は2か月に1度行く自治医大(血液内科)の定期健診。ほとんど知っている人のいない巨大な病院の中で、うとうとしながら順番を待っているのは至福の時間です。あそこは、ある意味、私のオアシス。
「定年塾」
東京新聞の家庭欄・シニアライフに、「妻と夫の定年塾」というコラムがある。作家で、〈夫婦のための定年塾〉を主宰している西田小夜子氏が書いているものですが、昨日朝刊の記事も(そう、そう、わかる、わかる)と共感しました。紹介します。
ーー毎年1月2日に息子一家が訪れる。昭治さん夫婦(作者夫婦)はテレビで箱根駅伝を見るのが大好きだ。あれを見ないことには正月がやってきた気がしなかった。でも、息子が結婚して10年余り、(2日に来るから)ゆっくり駅伝を見られるのが復路だけなのがつらい。
息子夫婦や孫は雑煮もおせちもほとんど手をつけない。口にするのは焼豚とエビくらい。3日がかりでおせち料理を作り続けてきた妻が、去年の暮れにぽつりと言った。「もう、やめるわ。みんな喜ばないし、40年も作ってきたから卒業よ」
夫も「そうだな。ついでに2日の〝新年ご挨拶”も断ろう。今年は4日にしてもらおう。」
妻は好きなものだけおせちを少量つくり、美味しい雑煮を食べ、夫婦は箱根駅伝を2日間堪能できた。息子たちが来る4日は「宅配すし」を予約した。お吸い物だけ手作りのテーブルだけど、これが意外と豪華だ。
息子夫婦も孫たちも気持ちいいほどよく食べる。午後は遊びに行くとかで、4人はすっと消えた。もっと早くこうすればよかった。--記事から抜粋ーー
かなり共感できた。私も、娘に日祭日の仕事があれば、苦にすることもなく孫を預かれるし、ちょっとしたお茶や食事にも付き合う。しかし、なんとなく決まってしまっている正月行事を(・・ネバならない)式にこなすのは面倒なのです。
私、ご多分に漏れず、駅伝大好き人間。一番お正月らしいのは「箱根駅伝」というのはダメですか?
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