「嵐は去った」と安倍さん [国会]

12月8日(日)

「嵐は去ってない」ですよ

「嵐は去った」と安倍首相が言ったと。「嵐は去ってない」ですよ、安倍さん。

12月6日深夜、「特定秘密保護法案」は参議院で可決された。「可決されました」の瞬間、傍聴席から靴が投げ込まれ、議員の頭に当たるなど大荒れの臨時国会の終幕であった。

平成版「治安維持法」の成立です。[もうやだ~(悲しい顔)]

この臨時国会では、合意を形成していくという作業は始めからなかった。ひどいもんだ。

反対する野党は、「これで終わったとは思っていない」というが、さて、どうするか。その手段は? この法律を改正するまで頑張るってことか。容易な作業ではないと思うが、それに向かって動きを始めなければならない。

自民党や公明党が言う「積極的平和主義」って、スポーツでいう「攻撃は最大の防御なり」のこと? 要するに日本周辺で起こっている隣国に位置する国とのいざこざを、アメリカとの連携「集団的自衛権」で守ってもらうために、秘密を共有しなければならない?

守るためには武装しなければダメなんだ、そのためには特定にする秘密がいっぱいあるんだぞ、というのが政府の言うセリフだ。それがひいては「国家、国民、国益を守ることなんだ」と、ナショナリストが泣いて喜ぶような言いようだ。

アメリカが風邪をひいたら、日本も風邪を引くような体制は、絶対の安心ではない。

これまで、40万件以上の「秘密」は、公務員法などで守られる体制になっていた。今、なぜ、特定に指定して公表できない秘密を無制限に増やすのか!

[耳]まぁ、義憤にかられて、内部から出てくる秘密はあるかも知れないが、それこそ(秘密にしてはいけない秘密)だから出てきたのだろう。

自民党など与党は、数でおごっている。「この法案を通すのは今がチャンスだ。いや、支持率の高い今しかない」と民主主義をなぎ倒す横暴さで通過させた。世論は、これを絶対許してはいけない。人々が(あの日)を忘れないように繰り返し訴えていくのが、弱いながらも私たちの仕事かもしれない。

地方のまちでも

宮代町の人は、中央で起こっていることに関係ないとは思っていない。

私に5日姫宮に住むSさんからメールが来た。「私は娘の時代のために、これから、参議院周辺の集会、デモに参加してきます。特定秘密保護法案はぜったいに通してはいけないと思っています。加納さん、町議会でもしっかり国に意見を上げてください。」と。Sさんは次いで6日にもメールを下さった。

Sさん、今頃は挫折感の中に居るのでしょうか。

まだまだ頑張りましょう。「やられたら、やりかえす! 倍返しだー!」 はこういう時使うんでしょ。[ダッシュ(走り出すさま)][わーい(嬉しい顔)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]


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