日本の大人度、世界一？

10月10日（木）

OECD（経済協力開発機構）の調査

OECDが、加盟国24か国の16～65歳を対象に初めて実施した国際成人力調査の結果が8日公表されました。日本は3分野のうち、2分野「読解力」と「数的思考力」で1位でした。

「ITを活用した問題解決力」でも、パソコンで調査を受けた回答者の平均点でトップで、総合的な技能の高さを示しました。

すごい！　久しぶりに、「日本人って、やるじゃない」と思えるニュースに、ぼんやり頭の私も気をよくした次第です。

成人力とは

成人力とは、職場や日常生活において必要な技能を示す。数学の知識などがないと解けない問題は出ず、日常の様々な状況で与えられた情報を分析、処理する力が問われるそうだ。

たとえば、数的思考力では、自動車の走行記録表を基に出張経費を計算する、問題解決力では、会議室の予約に関する複数のメールを読んで可能な限り予約を取り、その成否を返信する問題などが、それぞれあったという。

文科省は、「日本は、社会の中で読解力や数的思考力を使う場面が多い、新聞雑誌などを読む傾向にある」と分析している。