選挙手伝いの人々 [選挙]
9月6日(金)
選挙活動も残すところあと一日
9月1日告示の八潮市の選挙も、残すところ明日1日、また手伝いに行きました。友人の選挙の手伝いはいつもパート手伝い、手が足りているところで帰ってきます。
今日のように朝8時から夜の8時まで、フルでずーっと通して活動したのは、実は初めてです。12時間の間には、初めてお会いし名刺を交換したり、久しぶりに会ったりの人がおり、時間の長さを感じませんでした。
昨日、初めてお会いして後続車(選挙カーの後ろについて回る車)に乗せてもらった人は、朝霞市の市議さんでした。久しぶりに会ったのは、前桶川市議,吉川市選出の中原県議会議員などでした。
あちこちの選挙事務所模様もおもしろい。大雑把にいうと、地ばん看板(カバンも)を持った保守系候補の選挙事務所は、大勢詰めていてにぎやかです。(大物政治家の(必勝ビラ)も所狭しと貼ってある) その代り選挙カーはシンプル。候補者が助手席に乗っていることも少ない。保守系はローラー作戦(戸別訪問かな)に余念がない。
市民派議員の選対は、台所組の女性たちが5,6人いるだけで、あとは選挙カーだより。6,7人乗りのワンボックスカーは、いつも応援団が満載です。昨日の選挙カーも、候補者はもちろん、前桶川市議のMC、大学生たちの掛け合いウグイス(2人で掛け合いの宣伝)、それに後続の車には、われわれスポット演説要員の議員たちや旗持ち要員が乗る、といったぜいたくさだ。
市民派候補者は、個別回りをやらない。(選挙期間中、これをやるのは、実は違反なのです)。事務所にいて、来客の応対もしない。ごはん休憩以外は基本的に外に出ている。
スポット演説中心に
市民派議員は活動量が多い。豊富な情報量と、経験・知識を生かしたスポット演説をこなして町の角々で訴える選挙だ。
それにネットワークが身上(しんじょう)なので、仲間が多い。昨日の八潮の候補者も、圧倒的な人脈を持つ人だから毎日たくさんの応援弁士が駆けつける。
午前中、ウグイスさんは、スポット演説の前ふりもやる。加納の応援演説、候補者の演説のあとウグイスさんがしっかりとシメて。(このウグイスさん、何でもできる)。気が利く人でした。
午後は、前桶川市議Kさんの采配が冴える。大学生たちの掛け合いウグイスをセットしたかと思うと、合間には自分の声もいれて・・。
スポット演説は、Kさんの前ふり、朝霞市議、宮代町議(私)、そして候補者の訴えという段取りで要所要所をこなしていった。午後の2時間ばかりは、埼玉県議会議員,中原恵人さんも応援に加わった(イケメンで、演説うま~い!)
応援演説は短く、を3人とも心がけた。このまま、午後は夜8時まで無駄なくこなし終了。自分の選挙でも、こんだけ無駄なく回ることないのに。
後続車で後ろにつき、一緒に応援演説した朝霞市議は、(多分)同じくらいの年の男性議員でした。貧困問題などに取り組んでいる正義感あふれる弁護士さんだった。
彼も無所属市民派、ご多分に漏れず(?)一人会派で頑張っている。「議会では、砂漠の中で奮闘しているような(一人会派の)議員です」といっていたけど。
後続車の中でのお喋りでは、弁護士を志したきっかけになった「憲法」への思いを聞いた。「子供のころは口数も少なくボーっとしていた。高校生の頃、憲法ってのは、いろいろ護ってくれるものなんだ」と思い、法学部に行った、と。仲間の弁護士と、「憲法を分かりやすくお話しする出前講座をやっている。いつでも無料で行きますよ」と。
心に残った言葉。「多数決で決めてしまえないのが人権だ。それを確約していくれるのが憲法だと思う」
「一人会派では、議員同士で飲みに行くことなど少ないですか」と聞いたら、「酒は嫌いじゃないけど、酒を飲む雰囲気は好きではなくなった。貧困問題などやっていると、そとでワイワイ飲んで、生活貧困の人に向かい合う気にならなくなって」と。
ここでもいい人に出会えた。
昨日あたりから、やっと涼しくなってきました。これから、宮代、越谷、春日部と、首長選挙が続いてやってくる。
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