あんた、他の町のことはいいよ! [雑考]

8月25日(日)

「ほかの町のことはいらない」

町民まつりの見物席での話。もうどこかでいっぱい飲んできたらしい重鎮。「おお、加納さんか。あんたの会報いつも見てるよ。よく続けているね」私「どーも、どーも」

重鎮のおじさん「一つ、注文があるんだ。あんた、ほかの町とか視察してきて報告記事書くけど、ほかの町のことはいいよ。この町のこと書いてくれよ。この町が良くなることを、サ」私「はい、はい、わかりました」

で、その重鎮はおっしゃる。「マァー、サ あんたとは立場が違うけどさ。俺、自民党だから。」と付け加えるのを忘れない。

自民党とか、他の党とか関係ないと思うけど。私みたいな無党派は論外っていうこと? 

「まっ、がんばってよ。ずっと会報綴じてとってあるんだよ」とか言って、合計5回も握手した(?[わーい(嬉しい顔)][がく~(落胆した顔)][もうやだ~(悲しい顔)]

たまに、上記のような方がいる。「どっか遠いよその自治体のことを書いても益はない。この町のことと関係ないじゃないか」といいたいのだと思うけど、基本的に、関係ないと思うところへは出かけていかない。

できれば参考にしたい事例、先進例だから出かけていくわけですよ。 それをさらりと物見遊山的に書くのは、読者のご参考に、くらいのところでおさえているからだ。この町にも使えそうだと、あなた様は気にしてくださいますか、と。

私が、議員として、それをわが町の執行に伝えるのは、もうすこし後になります。吟味して使えそうなら提言するし、時期尚早なら、時間をかけることもあるし、この町のやり方のほうがいいと思えば、それを尊重します。

それより、その報告が読者と反対の考えだったりすることもある。いろんな立場、仕事の方がいる。まだよく噛み砕いていない事例を「私の見てきた事例、いいでしょ。皆さんもそう思うでしょ」など書くことの危険性を考える。「なんだ、こいつは! こんなくだらないこと押し付けるのか[どんっ(衝撃)][ちっ(怒った顔)]」と電話で直談判されたこともある。

人の考え、まして個人や団体の利益にかかわることなど書いても仕方ないのです。だから、他の自治体の例をただ報告し、きっかけにわが町はどうなっているんだろう、とそれぞれの方が考えを広げてくだされば、シガナイ議員の会報としてはOKなのではないかと思います。

視察してヒントを得てきたことを具体的に提言したり、勧めたりするのはもっと自由な「言論の府」「議会の委員会」担当課との意見交換などでやればいい。それが商売だから。

「206号と207号を一緒にポスティングするなんて[どんっ(衝撃)]手抜きだ」

こんな怒りもあった。「うちのポストに206号と207号が一緒に入っていた。手抜きしているのか[ちっ(怒った顔)]」と。

とんでもないです。個人営業ゆえに配り終えるのに1か月近くかかることもある。とにかく次の会報を書かなくてはならない。書いて印刷して、2か月分一緒にポスティングする。その場合、206号が遅くなってしまった方には207号を(一緒なので)早くお届けできると思っているのですが、それが伝わらない。「2か月分いっしょにとはなめているのか[ダッシュ(走り出すさま)]。とんだ手抜きだ」と。

こんな具合で、なかなか伝わらないことあるけど、のんびり続けよう、と思います。

先日、暑気払いの席で一人怒らせてしまって、また一人会報を配ってくださる人を失った。その分1日分、私の配る量が増える。これもしょうがない。

また、9月分の会報を作る準備を始めた。

「個人報告会を開いてほしい」

会報の(内容の)限界を知っている方から、「議会のあと、個人的な議会報告会を開いて」と何度も言われている。「はい、そのうちに」と答えていますが、果たして私一人でいいのだろうか。一緒に報告会に参加してくれそうな議員がいればそれもいいと思いますが・・。

この方の言う「(議会全体でやる)議会懇談会に出るには勇気がいる。政治の(クレームの)プロみたいな人もいて、気後れしてしまう」のだそうだ。わかる気がする。それに「加納さんに聞きたいことがあっても、名指しで質問できる場でもなさそう」 それもそうかもしれない。

今のところ、お約束だけに終わっている。 


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