八千代市長選挙・市民力の勝利 [地域発]

5月28日(火)

無所属新人が勝った!

26日投開票の八千代市長選挙では、ハコモノ行政からの転換を求めて市民グループが推した無所属新人が勝利しました。

勢いのある自民・公明両党が推した元県議など2人を破っての当選だった。激戦を物語るように、票差はそれほど大きくなく、誰が勝ってもおかしくない戦いを制したのはすごい。既に一部着工している大型都市再生整備計画に、市民が「no!」を突きつけた。

勝利の底に、これまで住民の意思を問う住民投票やリコール運動の準備があり、住民は問題意識を持続させてきたことが大きい。

大型の土地再生、区画整理事業への見直しというと、議会で否決されることも多く、議会、公共事業者など、大物、実力者とも対立構造を作りやすい。

そういった環境の中、本当に必要なものを市政で作っていくということを訴える、住民運動の勝利というのは、実は、本当に大したものなのだ。

こういった選挙は、低投票率、市民が興味うすだったら、負けてしまう。もともとの地元民、農村地域、事業者団体などは投票に行く。組織票選挙になったら弱いものなのです。

誹謗中傷なども飛び交うことになり、頼りにしたい一般市民(新興住宅地の住民、勤め人、etc)が選挙そのものにそっぽをむいてしまう。結果、なかなか市民力は勝てないものだ。

今回の総事業費が70億円以上、そのうち国の補助が20億、そのほかは市が負担するという大事業より、きめ細かい(本当の成長戦略はこれだと思う)施策を選んだ市民に心から敬意を表します。


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