「子宮頸がん」予防ワクチン 被害者の会 [医療]

3月26日(火)

ワクチン被害者の会

子宮頸がん予防ワクチンを接種した女子中学生に重篤な副反応が出ています。3月議会中に、この問題について「どのように把握しているか、情報は持っているか」質問しました。担当課は、「接種するとき、相当痛く、気絶する中学生もいると聞く。その他のことはわからない」と答弁していました。

しかし、接種が痛いというレベルではなく、1926人もの副反応が報告され、そのうち一人は死亡していた、という重大なものになっていました。

被害者の母親たちで、「被害者連絡会」を結成し、会見した記事が、新聞に載っていました。母親は「娘の体に何が起きているのか、真実が知りたい」と訴えて言いました。 以下、東京新聞記事から抜粋

「迷路の中をさまよっている状態」。都内在住の母親は、自身が置かれた状況をこう表現した。昨年8月にワクチンを接種して間もなく娘の体に異変が生じ、魚が飛び跳ねるような痙攣が3~4か月続いた。ー中略ー

子宮頸がんワクチンは、2009年10月に国内で承認され、10年4月から一部自治体で接種助成が始まった。厚生労働省によると、昨年末までに推計342万人がワクチンを接種。1926人の副反応が報告され、うち死者一人を含む101人は重篤だった。

ただ、医師らが副反応と認識できないケースも多数あるとみられ、実際にはこの数倍に上るとの見方もある。

連絡会の会長には、中学2年の長女(14)に歩行障害など重い副反応が出ている杉並区の松藤さんが就いた。「これ以上被害者を出さないことにつながるなら」と実名を明らかにした。

「副反応が出ても、ほとんど補償されていないのが実態。被害拡大に歯止めをかけるため、国はすべての情報を開示するとともに、早期に治療法を確立してほしい」と。 ---引用ここまで---

国は、薬品などの規制緩和を急ぎ、アメリカ、スイスなどの薬品メーカーで製造され、いくつかの国で承認されていた「子宮頸がん」予防ワクチンを日本でも承認しました。

予防できる癌、ということで確かに画期的ではありました。自治体は国の補助を受け、中学入学した女子に接種を勧めた。

担当課は、「副反応のことは聞いたことはありますが、現れる頻度と、その予防効果をくらべると、接種の効果はずっと大きい」と言っていたが、副反応も重篤だ。歩行困難、簡単な計算もできない思考の落ち込み、など。

こういった副反応を、厚生労働省は把握し、報告しているが、規制緩和で承認を急いだ「国」は、これに触れていないのが現状なのです。


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