議会「一般質問」の制限時間 [議会]
12月8日(土)
やはり質問時間は担保して欲しい
12月定例間は、3日間の一般質問が終わったところです。
今12月議会では、一般質問の制限時間が気になりました。先日のブログに書きましたが、久喜市をはじめとする近隣議会のように、質問する議員の質問時間は、35分とか40分とか担保されていることが望ましい、とあらためて思いました。
昨日のO議員の質問の時も、少々混乱が起きましたが、こういった混乱も質問者の持ち時間が、あらかじめ担保されていれば、執行側の答弁が長かろうが、(答弁書の)読み方が気にいらなかろうが、自分のペースでできるはず。
町長の答弁
私の一般質問の一つは、「久喜宮代衛生組合」の今後について、町長の見解と、ごみ処理行政に対する宮代町の課題と(いわば)哲学を質したツモリであります。
担当課や、久喜宮代衛生組合議会の守備範囲ならそちらにお任せする。しかし、私が質したのは町長(一部事務組合の副管理者)として持っているはずの哲学、これからの宮代町の覚悟だった。細かいことは衛生議会にゆだねる、こんなの当たり前ではないですか。
質問を繰りかえすのは、慇懃無礼でしょう
まず、私はすでに質問通告しているのだ。しかも質問席でまた通告に従い、質問文を読んでいる。さらに、通告文には(再三、申し上げているが余分な修飾フレーズを省いて簡潔に、の一文をいれ念を押していた)
それなのに、町長は、答弁文を棒読みして、5項目全部で質問文をくりかえした。こんなふうに・・↓
<ご質問の「久喜市で、こうした一般質問がなされたことを副管理者(町長)としてどう受け止めたか」についてお答え申し上げます> (赤部分が私の質問そのまま繰り返し)。
3問目には<管理者(の久喜市長)は、久喜市9月議会の一般質問に「3センターの原状を見る限り、老朽化や処理能力の低下は否めない。統廃合を含めた課題の解決が急務と考えている。今年度3月の久喜宮代衛生組合議会定例議会に議案が提出される「ごみ処理基本計画」に、町としてごみ処理行政に対する中長期的な構想を示していただきたい。また、肝心な周辺地域の同意、合意形成には、町としてどのような関心をもっているか>につきまして、お答え申し上げます」とくりかえし、<国は・・・>と、国の様子までご丁寧に付け加える。
ああいう答弁書は町長が書くものじゃないのはわかるが、(必ず質問文をいれる課がつくったのは一目瞭然)せめて、ポイントを拾って、自分流に簡潔にやって欲しいものだ。
町長であれば、担当課が書いた答弁をはしょってでも、一問一答の「丁々発止」にもっていきたいのではないのか。
要らない部分も入れて、慇懃無礼に長く引っ張るのもかまわないが、こっちは往復(質問して答弁もらって)トータルで1時間の質問時間だ。なが~~い答弁で、けっきょく持ち時間がなくなるのは、つらくてたまらない。
「反問権」使えばいいじゃない!
質問の趣旨がわからなければ、せっかく議会基本条例に盛り込まれた「反問権」があるのだ。これを使って、「反対に質問者に聞く」と反問してはどうか。
それこそ、担当課が書いた答弁書などに無い、面白い「丁々発止」が出現するのではないか。
あきらめていたが・・・
実は、このごろ、質問に対する(ながーい)ご答弁は、もう…すきにやってよ…とあきらめていた。残り時間はどのくらい? (暫時休憩した)ロスタイムは何分もらえる? こんな数分のことで、議長の顔色をうかがっているのも意味無い作業だ・・・・。
が、3日目の、他議員の質問の時の混乱を考えると、みなさんも少しだけ、「やっぱり、質問時間は確保したほうが(議員に不満が残らない)だろう」という雰囲気になったのではにでしょうか。
第一、執行側(担当課長)もかわいそうだ。担当として(これだけは入れたい要項)や、こだわりがあるでしょう。「時間稼ぎをしているのか」「時間がない。倍速で読め!」なんて急に言われても、課長にとって、ソレは無茶というものかもしれない。
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