「いきがい活動センター」レンタルに、コメントが [行政]

12月5日(水)

「いきがい活動センター」はレンタルに

これは、加納のブログでもお知らせし、また、会報「視点200号」にも記載した内容のタイトルです。ご意見コメントいただきました。ご紹介します。

投稿者名NO NAMEさん:「レンタル施設になるおかげで、子ども達の活動場所がなくなってしまい、ジュニアチーム解散の危機です」

ほんとうでしょうか!? とてもお気の毒です。もっと詳しく聞きたいけど・・。

実は、12月議会に議案が出ています

実は、今議会に「いきがい活動センター」(5年前まで勤労者体育館)の機能転換および賃貸契約の案件は、このほど12月議会に議案として出でています。

「NO NAME」さんのご心配ももちろん心配ですが、私は今、この議案をどうしようか別の意味で悩んでいます。

「いきがい活動センター」は、たった一つだけ応募があった、杉戸町の学校法人(昌平学園)に、体育館としてレンタルすることで、決まろうとしています。~~ろうとしています、というのは、12月11日の採決で、可決されて議会を通過することで、来年4月からの賃貸がスタートするからです。

1ヶ月1万円・1年で12万円で貸すの!

契約内容ですが、最初、議会全員協議会で町側の説明を聞いた時は、正直驚きました。あの体育館が、1ヶ月1万円=1年で12万円、5年契約で60万円で、貸し出すことになったというのです。町の課長級職員、有識者で編成する選考委員会で決定したので全協で説明の運びとなったというのです。もちろん、最終的には議会の議決を経るわけですが、議会に出てきたからには最終段階です。

今後、維持管理するにもランニングコストが年間900万円もかかる。この負担が重く、修理などにかかる費用も今後増えてくる、だから、町の収入はたとえ年間12万円でも、御の字だ。というような説明でした。

しかし、あの体育館は使用者、使用団体も多く、年間300万円も使用料収入が町側に入るのです。担当課は、「たとえ、300万円使用料収入があっても、管理の人件費、光熱費に900万円かかるし、建築後20年以上経って修理にも多くの費用がかかる。」と、たった1団体、借り手があったことにほっとしているようなのです。

でも、問題がないではないです。先日、ニュースで、東京の私立高校で体育館の屋上から3階下に落ちて死亡した高校生の事故がありました。万一、こういう事故が起こった場合、借り手の昌平学園(中高一貫)と、施設の持ち主の宮代町、どっちに瑕疵、責任が生じるのか、と質問したところ、場合によってだが、どちらにも責任は生じる、と答弁していました。

また、「売ってしまったらどうか?どうせ、元は取れたんでしょ?」というと、担当課長は「壊さなくては売れない。解体費用が〇〇千万円もかかる」という。

担当室は、今まで使用していた団体(NO NAMEさんのような)が今までのように借りることもできる。貸し出しの作業は借り手がやり、使用料収入は借り手の昌平学園に入るが、昌平学園が(体育の授業、放課後の部活に)使う以外の空いている時間は、これまでのように借りることもできる、という。だが、空いている時間は、どのくらいになるか、これまたわからないのが現状だ。すべては、借り手の都合が大優先になるのは、あたりまえ、契約の内容からして文句は言えない。

こうなると、NO NAMEさんがおっしゃるように、ジュニアチームが解散の危機に瀕することもあるのでは、と私も心配します。

今、12月11日の議会議決まで、資料を集め、関係者に意見を聞き、いっしょうけんめい研究しているところです。

ちなみに、今は公共施設だから税収はないが、あそこの固定資産税はいくらくらいだろう。税務課に聞いたらけっこう税収入があがる。

仮に、あの土地を売っぱらってしまえば、売却益が入り、5年間で土地だけで630万円(町が占有するアーチェリー場を除くと470万円)の固定資産税が入るということです。会社でも買ってくれれば法人税も入るかもしれない、というそろばんはどうだろう。アリではないか。

「いやー、解体しなければ売れませんよ。解体するのに〇〇千万かかるのだし・・」と? いや、それはお役所のそろばん、民間のそろばんはもっと安いかもよ。

それにね、解体するのを先送りしただけで、積極は町がいつか解体する費用を捻出するわけだ。早いか遅いかの違いだけだ。それなら、5年でたったの60万円のレンタル料をもっと吟味しなければ・・。

というわけで、NO NAMEさん、私は悩んでいるのです、議決を前に。

※ 今日から3日間、議会は一般質問をやっています。明日の午後1番で、私の一般質問もあります。お目当ての議員の質問を傍聴においでになりませんか。


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