新「ごみ処理基本計画」の今後15年 [ごみ行政]

12月1日(土)

「ごみ処理基本計画」素案

昨日11月30日午後、「久喜・宮代衛生組合議会」は、全員協議会を開き、このほど出来上がった「ごみ処理基本計画」の素案についての説明を行った。

今度の「ごみ処理基本計画」は、久喜市、宮代町管内のH25年からH39年までの15年間のごみ処理に関する理念や、基本方針やそのための重点施策だ。

これまでの「ごみ処理基本計画」(H13~H23年、のびて24年まで)が、10年間だったのに対して今回15年の工程が示されたのは、避けて通れない老朽炉の更新、同時進行の厨芥類の全量処理のための施設建設、という問題が10年というスパンではその道すじが明確でないということなんでしょう。

その間に2030年問題などが・・・

しかし、別の見方をすれば、高齢化の現実のほうが速く進んで行くだろうという懸念があるような気がする。15年の間に計画の見直しは必至だ。(計画は5年に一度の見直しがうたってある)

ごみ処理の目標値が高い。燃やす量の30%減をはじめとして、最終処分量、リサイクル率がかなり高度に設定されている。ごみ処理は、努力目標などではないはずだ。

高齢化、にともなう認知症の増加、単身世帯の増加が足音高くせまってくる現状だ。

前回の「ごみ処理基本計画」の検討が始まった15年前と、状況は大きく違う。これから合流する、旧鷲宮、菖蒲、栗橋地区住民が、あらたな分別処理、その精度を上げる試みについていけるか。はたまたこれまでやってきた久喜・宮代住民だって、極端な言い方をお許し願えれば、15年前より15歳老いている地域もあるのだ。


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