宝くじ助成金で「子ども神輿」 [地域発]

6月28日(木)

辰新田地区のこども神輿リニューアル

「宝くじ」の売上金は、6つの財団法人に流れ、そこの運営主体からさらに地方公共団体の振興などを目的に交付されます。この流れについては、後日お知らせします。

その中で、地方自治体に大きく活用されるのが、(財)「自治総合センター」と「市町村振興協会」からの交付金です。

今年、「自治総合センター」からは、宮代町に495万円交付決定されています。「自治総合センター」の交付金の多くは地域コミュニティーの活性化などに交付されますが、今年は辰新田地区に250万円下りてきます。

「自治総合センター」から地域コミュニティーに、交付してもらうためには、まず申請が必要です。各地域には、町内77自治会(町内会)の初めての連絡会の折、町担当から「こういう交付金があります。申請してみては」と説明があるそうです。

辰新田地域は、昨年も申請し、2回目で250万円の交付が決定し、喜んでいます。「夏祭り」こども神輿(山車)のリニューアルができることになりました。

地域の大工さんが手作り

交付が決まらないうちから(決まりそうだと言うので)、辰新田地区はあらたなこども神輿(山車)の着想に取り組みはじめました。

幸い、この地区には、2つの工務店があります。その一つ、もともと地元で続いてきた大工「H工務店」の社長が「私が造ってみます」と名乗りをあげてくださったそうです。工務店の方は、建築科を卒業した若旦那に任せてもだいじょうぶ。大だんなの方は、もともと(宮大工の)技術もあったようで、意気揚々と研究が始まりました。

H工務店と親交のある中華屋店主によると、「もう、だんな大変なんですよ。去年からあちこちの神輿(山車)を研究しに出かけていますよ。〇〇県とか、△△市とか。それにね、もともと彫刻の腕も持っていますから、豪華な彫刻も施すんじゃないですか」と。ワオー、すごい!

これこそ、地域の手作りですね。「自治総合センター」の(地域振興のための)交付金も生きてくると言うモンです。「いくら手作りといっても、250万円じゃー上がんないですよ。とりあえずの予算が250万円。あとは寄付とか集めますよ。楽しいことですから」と中華店主。

おまけの話ですが、今度作るこども山車は、今までより大きくなるので納庫(なんて言うのか?)の建物も作り直すことになるのだとか。

物入りになりそうですが、来年の完成に向けて、気分上々の辰新田地区なのです。

ちなみに今年の辰新田こども祭りは、7月16日(祭日)。今まで親しんだ古いほうの山車を使います。辰新田だけでは、子供が少ないのですが、近所の中央、学園台などにも声をかけ、たくさんの子供たちが集ってくるようです。


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