介護保険料 [介護]

3月29日(木)

介護保険料改定

5期目に入りました。H12年、基準月額が2,625円で始まった宮代町の介護保険料ですが、3年に一度の保険料改定では、高齢者人口の増加と比例するように上がり、5期目の今回、4,818円になりました。

12年前に一つしかなかった老人介護施設は、介護保険制度スタートとともに、どんどん建設されてきました。ご家庭で見られなくなった要介護者を社会がお世話をする仕組みは、施設利用者を増やし、そのおかげでずい分家庭の負担が減ったと思われます。

施設介護だけでなく、居宅介護、介護用品利用など、利用するためには介護認定を受けなければならず、認定者の数も増えています。

当町における65歳以上の高齢者人口は、23年1月1日現在8,176人、高齢化率は24.5%、この中で介護認定者数は1,200人を超えています。

その自治体の、介護保険料を算定するのに、施設の数つまり施設利用者の数が大事な数字になります。宮代町に施設が多いのは、それだけ利用しやすいということで、家庭の負担を少なくしています。

介護保険料が6,000円を超えた沖縄の各自治体

今回、介護保険料が高かったところに、沖縄の市町村があります。基準の保険料が6,000円を超えたところが16自治体もあるとか。温暖な気候に選べる施設、だけど、これまた、幸せ、とだけはいえない。夫婦2人で月額10,000円を超す介護保険料に悲鳴を上げている人たちもたくさんいらっしゃるのも事実です。

お茶のみ代を削って、保険料をはらって、なるべく自分は介護保険制度を利用しないで暮らしていかなければ・・・。

雇用の現場は

保険料の値上げには、現場で働く人たちの報酬の問題も含んでいます。良質の介護を受けるためには、働く人たちの環境をよくしてあげなければ。

先日ブログに書いた、外国からの介護スタッフの力を、これからどんどん増やしていかなければなりません。2025年には、今の1.6倍から1.7倍のスタッフが必要だというんですから。

そのためにも国家試験に配慮をすべきです。試験の用紙がテレビに映りました。問題に漢字が多いこと! これにルビがふってなかったのを初めて知りました。

インドネシアから来て、現場で働きながら試験に合格するために猛勉強している女性の部屋には、壁という壁に介護用語、漢字の読み方が貼ってあるのを見ました。

良質の介護を提供してくれる、心やさしい外国からのスタッフ。厚生労働大臣の「今後漢字に振り仮名を、時間も長く取ります」に、なぜ、今までその配慮が無かったのか、とさびしい思いがしました。


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