期日前投票が増える中、選挙公報は遅くないか [選挙]

8月7日(日)

埼玉県知事選挙

先週行われた「埼玉県知事選挙」は、予想通りとはいえ、相当低い投票率でした。知事の3期目というと、絶大な権力がつき、よほどの失政、疑惑がなければ、新人が現職に勝つということは難しいでしょうね。対抗馬は善戦なさったと思いますが、関心のなさは、史上最低というあの投票率に現れていました。

 このごろの知事が、「3期まで」を公約にするのは、絶大な権力を持ってしまうということ、一層大きくなってしまった<しがらみ>にストップをかける意味でもいいと思います。

まぁ、区切りをつけてやめるトップというのは、次のステージが用意されている、というのが昨今の習いで、自ら区切りが付けられないのは、<やめたらただの人>になっちゃうから?

期日前投票の増加

今回の知事選もそうでしたが、「期日前投票」のしくみは、有権者の間にも広がり、投票日当日不在であっても投票する権利を無駄にしないですむようになったことはいいことです。

その他、これを活用するのは、組織、団体票も一部あるのですが・・・。

しかし、そう考えると、投票日の2、3日前に新聞折込される「選挙公報」は、はたして適切なタイミングなのか、ですよね。すでに1割の人が投票を済ませている時点で、やっと折込まれる公報が現実に沿っているのか。また、新聞を取ってない人も増えているようですし、、、。

そこで、選挙公報を、選挙管理委員会のホームページに掲載するのはどうか、と提案をする人も多くいます。これについて、片山総務大臣は「法的には可能だ」と発言しています。

そこで、私が所属する「地方政治改革ネット」では、自分の所属する市町ではどういう見解を示すのか、同時多発的に質問を出してはどうかということになっています。

選挙管理委員会のホームページに、告示期間中掲載するのです。だけでなく、議会のホームページ(たいていの議会は持っていますけど)に任期中「公約」をずっと載せておくのはもっと親切。

多くの議員は、選挙用に華々しく「公約」「マニフェストもどき」を作りますが、任期中にそれを意識して行動しているかどうか・・。たいていの議員は選挙が終わった時点で、頭から消えてしまうのが常、いえ、有権者の方が、選挙が終わったらチョン。「あの議員は、選挙時、どんなことを言ったんだっけ」と有権者の方でもチェックできるのは便利です。

どこも今「議会基本条例」を策定中。議会改革を進めたいと考えるなら、当然これらも検討し、情報公開、投票率アップに取り組むべき。さて、横並びが好きな「地方議会」、質問に対するそれぞれの地方議会の考え方を集計するのが楽しみです。「古式にのっとり・・」がえらく好きな議会は、多くの場合、「夜明け前」だと思うんですけど。


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