たい肥の基準値は400ベクレル [原発]

8月4日(木)

たい肥、土壌改良剤にするには

昨日、久喜宮代衛生組合から連絡をいただきました。私の会報「視点188号」に載っていた「枝葉のたい肥に200ベクレルの基準」に対して、「8月2日、農水省が、あらたな基準を出して、400ベクレルになったから」ということです。つまり、肥料・土壌改良剤をつくる時材料とされる枝葉・雑草などの放射性物質の基準が400ベクレルになった、ということです。

何回かに分けて印刷するので、原稿の手直しは比較的簡単なのですが、もう半分ほど印刷は終えているし、後半印刷する分を直して、あとは次号で(訂正文を入れる)ということにしました。

それにしても、農水省、環境省、厚生労働省、文部科学省、すべてで基準値が「後出し」状態だ。なぜならば・・ずーっと、非常時であるから。いろいろな分野で<目安>や基準が必要になる。非常時ゆえに「今だけのゆるい基準」を出すことになる。今までの基準があったとしても、とてもおさまりきれないのでしょうがないのか・・・。

衛生組合では、細かく粉砕され醸成中の<枝葉>からも検体をつくり、計測(ベクレル)に出すと聞きました。数日中に測定値が出て、これらも全て、ホームページで公表されるでしょう。

米の基準

米は、2段階の検査をすることになりました。収穫前の検査(予備検査)では、土壌の放射性セシウム濃度が1,000ベクレル/kgを超えた場合、放射線量が0.1マイクロシーベルトを超えた市町村の場合、検査をすることになるが。

また、収穫後の検査で、500ベクレル/kgを超えた場合は廃棄しなければなりません。さらに玄米の段階で200ベクレルを超えた場合、収穫後の本検査は重点的に行われなければならない。実施主体は県ではなく、市町村であり、実施の有無、その方法は自治体が決めることとします。が、どこの自治体も責任を持って計測し、出荷を決めなければならなくなるでしょう。

さて、さて、いろいろな基準が出てきました。


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