国会で怒りの証言:その①「福島放射能汚染、ヒロシマ原爆の29個分」 [原発]

8月1日(火)

厚生労働省での証言

国会(衆議院 厚生労働委員会)で怒りの証言

昨晩のニュースで、福島第一原発、1号機と2号機の間で、これまでの最高値、10シーベルト(10,000ミリシーベルト,10,000,000マイクロシーベルト)が検出されたと報じられました。この現場にいたら人間はすぐ死にます。付近の危険度は少しも減っていません。

そんな中、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏が7月27日、厚生労働委員会で、慢心の怒りを込めて証言されていました。これは衆議院の公式サイトで見られます。

ヒロシマに落ちた原爆の20倍

この中で、児玉氏は「『福島原発による放射能汚染』は、ヒロシマ・長崎の原爆29個分にもなり、しかも死の灰の残存影響は、原爆よりも100倍強いため、私たちを覆う影響は、2,900倍にもなる」と証言しています。

児玉氏の証言は続く

「東京電力と政府は、いったい今度の福島原発の放射線総量がどれくらいであるか、はっきりした報告をまったくしていません。

そこで、私ども東大アイソトープセンターのいろいろな知識をもとに計算して見ますと、まず、熱量からの計算では、29.6個分に相当するものが漏洩しています。ウラン換算では20個分が漏洩していることになります。

さらに、恐るべきのの放射線の残存量では、1年経って原爆が1000分の1程度になる対して、原発からの放射線量は、1年経っても10分の1にしかならない。

我々システム生物学という、システム的にものを見る場合、現行の線量が少ない場合は、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら、総量が非常に膨大にありますと、(これは粒子です)粒子の拡散といいますと、これは非線形という科学になりまして、我々の液体力学の計算でも、もっとも難しいことになります。

これがメルトダウンして放出するとなると、どういう問題が起きてくるか、今回の稲わら問題です」

児玉氏の証言は続きます。が、一度、区切ります。

先日、「和戸の夏祭り」で、久しぶりにお会いした人から「加納さんのブログ読んでいるが、一日分がなが~くって・・」と言われましたので、少し短く軽快にしたいと思います。


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