「被災者のために心を一つにして」と訴えた討論 [国-地方]

6月3日(金)

「菅さんはペテン師」「鳩山さんはうそつき」??

昨日午後、国会では「菅内閣不信任」案が提出されていた。たまたま回したチャンネルが1チャンネル。ちょうど不信任案の趣旨説明が行われていたところだった。その後、採決までしっかりと見た。

反対討論が1つ、賛成討論は3つ。当初賛成に回るだろうと見られていた民主党「反菅直人」組みはギリギリのところで調整が取れたらしく、松木さんを除いてすべて「反対」で意志をそろえた。前日の予想を大きくひっくり返して、ダブルスコアで「不信任案」は否決になった。が・・・。

最初に討論に立った民主党・山井氏の「反対討論」は、「先の見えない不安の中で耐えている被災者の方々のため、今争っている場合じゃーない。どうか不信任案に反対票を投じてください」と、何度も何度も深く頭を下げていた。

山井氏は「野党の皆さん」と呼びかけた後は、身内の民主党席にまで「民主党の皆さん、日本国民、国家のために反対票をよろしくお願いします」と頭を下げた。

 午前中の「菅-鳩山」会談でのギリギリに交渉がうまくいき、不信任案は圧倒的「反対票」で否決された。

このときまでだった。期待できたのは。今日のニュースが告げる菅総理と鳩山前総理の醜い「言った、言わない」、いったいどうしたんだろ?

 なんだったのだろう。昨日の真剣さは。 菅さん「すぐにやめるといった覚えは無い。原発が冷温で落ち着くまでだ。(いつになるかわからない)」片や鳩山さん「6月くらいにやめるといった。ペテンにかけた」と?? これは思い違いか、思い過ごしか、誰もほめられない、醜さになった。

「ペテン師」「うそつき」とお互いに不信感100%の形相なのであります。

一所懸命テレビにかじりついた国民は、政治家をどう信じたらいいのか、もはや分からないです。それにもまして、被災地の方々がかわいそう。


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