秩父の氷柱 [歳時記]
2月5日(土)
大滝・三十槌の氷柱
ずっと観に行きたいと思っていた秩父(旧大滝村)の氷柱を観てきました。この地域は、山の北斜面、沢に面したところに幾筋もの水脈を持っているのでしょう。チョロチョロ水が沁み出ているところが凍って見事な氷の滝、氷柱になっていました。三十槌の氷柱(つらら)に行くまでにも、陽があたらない山の裏側には小さな氷柱の滝が・・・。
↓ ここ数日は暖かい日が続いていますが、その前の厳寒の日々に氷柱の滝は大きくなっていてかなり見ごたえがありました。
↓ 厳寒の小鹿野町・尾ノ内の氷柱
一方、こちらは秩父の手前から右に入っていく西秩父は小鹿野町「尾ノ内」のつらら。「冬の新名所に」と昨年の冬、地元住民や西秩父商工会青年部らが整えた、小鹿野町河原沢の「尾ノ内氷柱」が今年の寒さで大きく育っていました。
ここも両神山を源流としている渓谷です。この沢の水を北斜面に散布して凍結させ、もともとあったツララを大きく育てたものだそうです。半分人工のツララです。
場所がわからなかったので、小鹿野町役場に。土曜日にもかかわらず庁舎内には数人の職員がいて、表玄関の自動ドアもオープン。「新聞で見たツララの場所に行きたいんですけど」というと、親切に教えてくださいました。「ここからまだ車で30分くらいかかります」。小鹿野町もまた広いところでした・・。
つり橋は、渡るときゆれて風情満点。この地域は氷点下15℃にもなるところだそうで、商工会の有志の方々か、即席のマキストーブ、無料の甘酒がサービスされていました。チョット塩気を効かせた甘酒がおいしかったです。
遊歩道のところどころに「5月には山林にこんな花も咲きます」と写真付の案内が。手作りのまちづくりに熱が入ります。
↓ 揺れるつり橋から下を眺める。
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