水銀条約 [環境]

12月10日(金)

世界の水銀問題

先日、「水俣病と世界の水銀問題」国際シンポジュームが開催されました。国連環境計画で、2013年までに「水銀条約」を締結することが決定し、すでに政府間交渉委員会が動き出しています。

日本政府は、「水俣病を二度と繰り返さないために」会議を日本で開催し、(来年千葉県幕張で開催)、この条約を<水俣条約>とすることを提案しているそうです。

無知、無頓着な自治体、組合

ところが、おりもおり、東京23区で作っている「東京23区清掃組合」で、今年6月から7月にかけて清掃工場から水銀を大気中に高濃度で排出するという事故が6件も起きました。

また、東京多摩地区の多摩川清掃組合では、水銀輸出禁止停止などの動きを受けて、水銀等の有害物の分別処理費を削減するためか、8トンもの有害物を焼却炉で燃やす実験をしていたことが発覚しました。

今まで有害物として分別処理していたものを再び、大気中にばら撒く、また、焼却灰や飛灰中に改修したものをも、もう一度エコセメント工場で燃やし、大気中にばら撒くということです。

大気中に放たれた水銀は消えることはありません。

それを吸うと、生物濃縮で人間の体内に蓄積されます。それを吸った周辺住民の脳などに直接影響を与えます。

「水銀汚染検証市民委員会」の結成に賛同し、行動していきたいと思います。


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