農や緑は付加価値 [政策]

12月1日(水)

農や緑は付加価値でしかない

付加価値でしかない、といえばいいのか、付加価値になるといえばいいのか。東洋大学・根本チームの「宮代町公共施設・インフラ更新のあり方研究報告書」は、「構想」や「期待」で何かが出来るほど甘くはないぞ、と言っている。 報告書91ページが興味深い。

開発業者がいない

-- 都心まで1時間で行けるところで、庭付き戸建が駅からの徒歩圏内に坪20~30万円程度で買える。この条件は、アンケート回答者のボリュームゾーンに合致するが、現実には、都心部と同じような小規模の区割り、目いっぱいの建物を建てるような開発が行われがちである。 --引用

ユーザーは、良品計画の商品のファンであり、こだわりが強い。こういったニーズに応えてなかったのです。「なんか足りないなー」「水と緑…文化都市… 言ってることは間違いないんだけど・・・」といった町民の物足りなさは、「補助金」事業の範囲内の開発、展開しか考えられない行政の何とない「ネタ」のなさへの不安、不満だったのです。

やはり、開発業者がいないからである。という<<報告>>にうなずける。町内業者は、こういっちゃーなんですが、「この町の基幹産業は、実は公共事業です」と言いたいくらい、町の事業に目ざとい。それが結果的に「こじんまりした事業」の中で、こねくり回していることにつながる危険性もはらむ。つまり<「補助金」あったら・・>事業なのです。

-- 農や緑は付加価値であることには間違いないが、それを理由にして町外から居住者を誘引できるほどには楽観できない。--引用

よくぞ、言ってくれました。農も緑も、「政策」の組み合わせの連動でしか生きない。「政策の組み合わせ」を商品にした開発が出来るか、業者がいるか・・。

とりあえず、「都市計画税」は、「道仏・・」に使われちゃうなーと、いうのは<暗黙の了解>ですから、もういいんですが、車窓からの眺めが「住んでみたいな・・」になるかどうか、期待と心配が<ない交ぜ>です。


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