乙武先生、子供たちへのメッセージ [教育]

「だいじょうぶ 3組」

今朝8時から、日本テレビで、「五体不満足」の著者<乙武洋匡>氏の3年間を追っていた。「だいじょうぶ 3組」は乙武さんの担任した子供たちへのメッセージが本のタイトルになりました。「だいじょうぶだよ」が随所に表れた<励まし>の本です。

さて、テレビでは、乙武さんが、学校に来たときからの<体当たり>と<まごころ>を流していました。両足、両手がない乙武さんに子供たちは、恐る恐る、あるいはむき出しの好奇心で近寄ります。

「ひじまでしかないの?」「足もないの? へんなの・・」「神様のいたずらなの?」「だいじょうぶ?」 遠慮のない言葉に、乙武さんは「触ってごらん。変?」と、100%子供たちの好奇心を受け止めている。

プールで教える

特に、自信をなくしている子、何も出来ないと思っている子には全身で応え、教えようとしていた。水に顔がつけられない子に、プールサイドにいた乙武さんがTシャツを脱いだ。次の瞬間、水に飛び込んでいた。「ぼくもはじめは怖かった。でも、6年間で6メートル泳げた。〇〇もだいじょうぶだ。5数えるだけ顔をつけてごらん」

ポートボール

ポートボールのコートには、ほこりまみれの乙武先生。胴体だけの乙武先生が、飛んで、走って、ボールをキープする。校庭の土は小石が混じり、埃が舞い上がる。でも、肩からチョット出た両手と胸でボールをキープし、胴体からチョット出た足で、地面を走り、何回も飛び上がりボールを守る(痛くないだろうか・・・)、最後にシュートもした。どんなにハンデがあってもガムシャラにやってみる。子供たちは、乙武先生から本当の「本気」を受け取ったんじゃーないだろうか。頑張ってみることは、かっこいいことだとわかった。

先生になった理由

12歳のこどもが両親を殺害したニュースがあった。乙武さんは苦しくなった。

そのことから、先生になった理由を、彼はこう言う。「とにかく、子供たちを愛してあげたい」「辛い子供たちがいる」と。そういう時「逃げんなよ、辛くとも学校に来いと言いたい」。

言葉で抱きしめられた子供たち

「自分が思っているより、〇〇はもっとすごいよ!」と、乙武先生は、心から言って上げる。言葉でギュッと抱きしめられた子供たち。ずーっと効いている、時々効き目をあらわす、とびきりの栄養をもらったナー。

乙武さんは、3年間の担任生活を経て、これから保育園に向かうのだという。次のラウンドで、どんな「ギュッ」があるんだろう。


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