草加市「市長不信任案」可決 その② [議会]

9月4日(土)

「市長不信任」反対が5名 棄権が1名 賛成24名

夕方また、草加市議Sさんから「地方政治改革ネット」MLに報告が入る。議会の議決は、「市長不信任」案、賛成24名、反対5名、棄権1名だったそうです。有罪が確定している元助役をかばうあまり「行政的には問題なかった」とする市長の公の発言は、リーダーとしておかしい。「不信任」に反対する5名にどうして?と。

元助役を副市長にしたかった?

あの判決から4年がたって、この間「自治法」の改正から助役、収入役などがなくなり、自治体は副市長を置くようになっています。

元助役は、剛腕で知られ、政策立案能力が高かった。その人の名誉をばん回して、副市長に迎えたい市長のギリギリのラブコールだったのではないか、と新聞は推測している。(S議員の報告にも、それは指摘されている)

それでも手法に、厳しい批判は変わりない。草加市は、首長と議会が絶えず緊張状態である。片腕として元助役を迎えたい意志があった市長だったとすると、議会対応に油断したか。それとも、いくらねじれても、再選に自信がある木下市長の究極の「議会対策」だったのか。

副市長を迎えて、やわらかくなった阿久根市長

今日の午後5時から、テレビ朝日「D宣言・裏金を告発 元警官の闘い」を見ました。このほど鹿児島県阿久根市の竹原信一市長にこわれて副市長になった仙波氏のことを取り上げたドキュメント番組だ。巨大組織と戦った1警官の闘いについては大きく心に残っているので、後日紹介するが、悪戦苦闘している竹原市長が、信頼できる片腕を得て、少し安らいだ表情が印象的だった。あの表情を見ても信頼できる人間がいるということは、首長にとって大きな支えであるのは間違いない。草加市も、そういうことだったのか・・・。推測するばかりだ。


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