「クリッペルウェバー症候群」難病指定を求める運動 続行中 [難病指定を求める]

「クリッペルウェバー」---コメントをいただいた

「クリッペルウェバー症候群」の難病指定を求める運動は、止まっているわけではありません。関係者で続行中です。もう1年以上、私は表立って運動に参加していませんが、十分に関心を持っていますし、私のサイドで出来る支援があれば動こうと思っています。

そんな中、昨日、「クリッペルウェバー症候群」を告げられた、小1女児のお母さんからブログにコメントをいただきました。何とかこの病気のことを知りたいと、ネットで調べていた時、加納のブログが引っかかったということでした。

-- 小1の女児。生まれたときから下半身にアザがあった。病名がわからずあちらこちら病院を回った後、大学病院で、<クリッペルウェバー症候群>とわかった。(宮代町の男児と同じです。大枠で「血管腫」とまとめられがちですが、まったく違います)。しかし、治療法が研究されていないので、治療ではなく、経過観察を定期的にやっているだけです。

現在、小学校に入学し、同じ姿勢で座っているだけで下半身に血液が集まり、痛くなってくる。毎日保健室に通い、体を休める。体育の時間も、痛くなってくるので見学せざるを得ません。 --

「クリッペルウェバー症候群」の症状です。情報が少ないから、不安ですよね。間違った処置をすると大出血さえ起こします。コメントを見て、あらためて、この病気の研究が始められることを切望します。

※ コメントを下さった方、メルアドか何か、連絡先を教えてください。患者さんの家族と連絡を取ったり、情報交換したり出来ます。協力を申し出ている先生もいます。署名用紙、アピールチラシもあります。全国共通事務局のブログもあるはずです。聞いてからこのブログでお知らせします。(個人情報保護に配慮します)

「難病指定」の無理解

「クリッペルウェバー症候群の難病指定を求める」意見書、請願提出運動をしたおととしの暮(12月議会)、県内の7自治体で意見書が通りました。可決した自治体はいいのですが、否決されたところは、「難病」という言葉を勝手に取り上げ、頭から理解しようとしないので頭を痛めました。

ある議員は、「難病に苦しむ人はたくさんいて、認定を待っているのに、この病気だけ認定され、助成を受けるわけには行かない」と、とんちんかんの理由を訳知り顔で、言いました。そして、簡単に切り捨てたのです。無理解、ム勉強に言葉がありません。医療費助成などの要請とはまったく違うのですよ、これは。

まったくわかっていない!!趣旨は、 研究をはじめてほしいという意見書です。原因も、治療法も、病名にも行き当たらず困っている患者が何人いるかを、(国が)把握してない病気を、速く認知し、研究をはじめてもらいたい、そのための「難病指定」なのです。

病名、治療法、患者数がわかっている病気の、医療費助成を受けたい、その活動も大事です。そういう団体は組織も大きいです。

しかし、「そういう病気がある」と認知し、研究に着手し、原因、治療法を究明しなければならない病気があるのです。解明されなければ、明日、あるいは10年後の自分に自信を持てない子どもや、成人がいるということを、国が把握する必要があるのです。

ネットで手探り

断続的に「手探り」状態の方から、(ネット検索で)行き着いたというコメントが届きます。あらためて、遅々として進まない国の動きに、一体何をしているんだろうと焦りを感じます。

別の生き方のひとも・・

また、社会人のある方(患者さん、男性)からは以下のようなコメントも届きました。

私も、どうやらその病気だと自分で認識しています。子供の頃から意識していました。しかし、社会に出て仕事をしている現在、あらためてカミングアウトすることでデメリットの方が多い。自分から名乗ることも、症例を訴えることもしません。」と。

このように、国の研究、社会への周知が始まっていない病気は、様々な苦労を本人や家族に強いることになります。

インターネットで検索するしか、自分の病気や、ほかの患者との交流方法を得られない、知られていない病気、なんとか少しで進まないかと、暗澹たる気持ちの中で思います。


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。