自治体アンケートから--コピー用紙の購入価格 [行政]
紙の値段が上がっています
私は、毎月会報を発行しているので、一般にコピー用紙と呼ばれている紙(A-3版)を大量に購入します。毎月量販店に行くので、紙の価格には敏感です。 先月くらいまで、А-3の紙は1500枚入り1300円くらいだったのが、今月は1650円。1ヶ月の値段の振れは、2~300円くらいにもなります。
高くても安くても買うものは買うので、どうってことないのですが、これが行政の御用達となると、業者の都合だけに従っているわけにも行きません。そんな中、過日、埼玉市民オンブズマン・ネットワークが、実施した情報公開ランキングの中に、用紙購入価格について興味深い調査結果がありました。
加須市は、すべてA‐3版で購入
自治体の多くが随意契約で業者から納入されているのが、まず目立ちます。宮代町もそうです。
入札の形を取っているのは、さいたま市、埼玉県、秩父市、鶴ヶ島市、幸手市、所沢市、北本市、桶川市、吉川市、上尾市、川越市、川口市、、松伏町、毛呂山町、伊奈町、でした。
A-4版/2500枚で、高いところで、1900円、安いところで1235円とばらつきが観られます。栗橋町の1235円はかなり安いです。この調査は、古紙混合率は無視してあるので、値段と品質は必ずしもイコールではありません。しかし、混合率を含め、競争入札の可能性を探ってみる必要はあるような気がします。
そんな中、加須市は、すべてA‐3版で購入し、役所内で断裁という報告がありました。これは、確実に安いです。つまりA‐3を購入し、半分に切ればA‐4版。これで、費用を削減するのですが、A-3が1800円でも、半分にすると3000枚。おもしろい工夫だと思いました。
首長交際費は、町村部で多額
首長交際費は、町村部でポイントが低いです。埼玉県、さいたま市を筆頭にA診断、ポイント10でした。
町(東秩父村を含む)は、C,D,E診断(ポイント6,4,2)で、公開度、交際費金額ともにポイントは低く、宮代町、杉戸町など軒並みE診断でした。町村部は、それだけ「金一封」がモノを言うところということでしょうか。
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