みやしろの家計簿-「学園台」へ出前講座 [地域活動]

宮代町の財政が、よくわかる
宮代町で、住民向けに作られた(財政)資料は、みなわかりやすく作られていると思います。
その中でも、予算審議の頃、事業別に「住民1人当たり〇〇円のお金が使われる」と説明する「私たちの予算書」はおもしろく出来ていると思っていました。主だった事業だけですが、分野別に60ページくらいになります。
 もっと簡単にしたのが、大づかみにした収入と支出がわかる「みやしろの家計簿」です。
10ページで、これが『財政』の出前講座の資料として用いられました。

学園台で、財政の学習会
今日の午前中、私の地元学園台では、改革推進室から職員(3にん)をお呼びし、町の財政がどうなっているか、これからどうなるかの学習会を開催しました。
参加者は、今年度の役員さん始め30~40人ほどだったと思います。
2部仕立てで、1部は9:30~で3丁目のSさんの皇居警察官としてのご功績と皇室の方々の事、そして2部が10:20~お昼までが「町の財政」出前講座でした。

1時間ほど資料「みやしろの家計簿」に沿って改革推進室の職員3人が説明。
その後、質疑応答となりました。
 率直に言って、とてもテキパキとしたいい運びだったと思います。
予算規模、ここ10年ほどの歳入の推移、ここ3年間の歳出の推移と主な使い道から入って、中盤には、これを家計簿に置き換えてある…一般の方にはイメージがとりやすい。
1時間の学習に読みやすい大きさの10ページの資料というのは、ちょうどいい分量かもしれない。

みやしろの家計簿.jpg

質疑は、やっぱり「合併」の是非
質疑になると、どうしても「じゃ、合併したらどうなるの?」「合併しなかったら基金はいつごろなくなるの?」と、関心はそっちの方に集中します。
「仮に」の話にも、数字を中心に据え、職員さん、よどみなく答えていました。
また、自治会からは、別途資料請求も出され、それにも了解していました。
要求された資料は、20年度から23、25年度の推計バランスシート、住民投票と住民アンケート(住民意向調査)にどれだけかけたのか、その事業費など、数種類あったかと思います。

「議会説明会」はだめだ!!
 1週間前に開催された「議会報告会」が引き合いに出され、(職員はよどみなく答えるのに)議会報告会での議員は、質問だけ集めてまったく答えられなかった、との苦情がもれていました。

 住民の皆様は、先日の「議会報告会」を、どんな質問にも議員それぞれが見解を述べる、あるいは聞きたい議員を指名して、考えを聞ける機会と、多分思っていたと思います。
 ところが単なる報告会でしかなく、質問に立ち往生してしまった(テイタラク)に比べ、今日の「出前説明会」のわかりやすさに「納得感」を得て帰られたと思います。
(参加者の何人かは、「議会…」にも出ていらっしゃいましたから)

「議会はまったくダメだ」と、わたしのすぐ近くに座っていた方が吐きすてるように言っていたのが聞こえ、こたえました。

議会の『無能』ぶりに、今度は議長を呼んでやりましょうと、自治会長さん。
だけど、議長ひとりで何でもよどみなく答えられるわけではない。
 議会は基本として、(意志決定機関)だから、どんな経緯で決まったかの説明になってしまうでしょう。
 だから、議長だけでなく議員全部に要請をかけ、多少ルールを逸脱しても、場内とかけ合いのように質疑応答をする覚悟でやらないと、住民の納得は得られないでしょう。

しかし、個人議員の報告会と違い、実はこれは難しい。
議会全員が出席する(議会主催)となると、「責任」の所在をはっきりさせなければならない分、答弁ははっきりしなくなる。

これは、事業(仕事)を約束させられると、執行も同じである。

住民からは、どうしても議会の「無能」と執行の「無策」が…
 いずれにしても、職員が数字を説明するのと違い、執行の「無策」と、議会の「無能」は、いつでもどこでも、追及の矛先になりやすい。

 しかし、もっと踏み込んでいかないと、不安・不満の矛先は「議会無用論」に行きそう。

 活発な意見交換会も出来ないわけではない

 議会主催では、その進め方に限界がありますが、住民主催、自治会主催なら、運営主体の思惑通り進められます。
 議員全員を招いてやったらいいです。
 要請にこたえて出席する・しないは、議員個人の問題ですから。
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