行政視察-同行?随行? [議会]

議会の行政視察-報告から
昨日の蓮田市議発信の「教えてメール-行政視察に職員は?」に次々に「うちはこうだよ」の報告が挙がっています。

草加市議会
草加の場合は、会派の視察と常任委員会の視察各1回予算付けをしています。
会派の場合は、9人の会派までは随行職員1名です。常任委員会は随行職員2名と担当部長、担当課長の計4名が随行になります。
ちなみに、担当課の職員の予算付けは、自治推進課という部署で一人10万円の予算を取っています。

越谷市議会
越谷市の場合、会派の行政調査については、5人以上であれば、年1回の視察に対して2名(部長級1名、事務局1名)の随行が認められています。
※ あくまで会派の視察にです。常任委員会の視察だと、おそらく草加市以上の随行員がつくことになるでしょう。人口規模からも、議会定数から言っても。

春日部市議会
以前は、関係する部の部長が同行していたのですが、現在は事務職職員1名のみ同行です。部長職1名と一緒に視察するのは、その後の政策提案が共通理解の元で出来るので、それはそれで意味があったと思っているのですが。部長の旅費は出張費扱い。

蓮田市議会
議会事務局のほかに、職員2名を同行させています。視察内容に合った部署の部長が2名、一緒に行きます。一緒に視察するので、視察の内容をあとで伝える手間が省けていい制度だと思ったのですが、この2年を見ても視察内容を市政に生かしているとは思えない。
また、部長は視察後移動したり、退職したりです。
私としては、まだ、若い職員職員さんを随行させた方が役に立つのではないかと思ったりしています。

(部長-町村で言ったら課長級-といった管理職の中には、首長直結といったイエスマンが必ずいて、議会もそれを充分理解しているところもあるらしい。マレにしかいないが、こんな管理職と行ったら、あとで首長にいろんなこと報告されるのがオチ。若手の方がずっとよろしい。学んで帰ろうの気概がある、ある!)

(カッコ)は、私が付け加えたものです。
随行=下線も、私が付け加えたものです。

随行と同行の違い
報告をみるにつけ、まず気になったことがあります。
「随行させる」と「同行する」の記述です。
何気なく書いているのでしょうけど、私は絶対「随行」とは書かない。

辞書で、念のため引いてみました。
随行…目上の人に付き添っていくこと。おともをすること、またその人。

議会、何様?
だから、官僚にやられちゃうのよ。
「ごもっとも」といわれながら、内心「んッたく、何も知らないんだから」なんて思われてんじゃないのー?!
同行してもらって、一緒に情報を得てもらって、自らの考えを聞かせてもらって、我が自治体にどう取り入れるか、どこがダメだから取り入れられないとかなら、いいんじゃないの? 「随行」なら予算つけなくてもいいと思います。
無防備に「随行」なんて失礼な言い方して、何人随行があったなんてふんぞり返っていると、笑われちゃうよ。


失礼しました
私の所属する「地方政治改革ネット」の保守系会派の中には、そんな不遜な人はいない。気にしないで使ってしまった言葉でしょう。
頼りになるし、勉強しているし…。
だけど、「随行」はだめだよ!

「市民派」は、言葉にナーバスなのよ!



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