たかが高齢化、されど高齢化

みんなで気づき、みんなの「たすけ」を組み合わせて

昨日は、泉谷しげるの威勢のいいエールを書かせていただきましたが、
されど…とも思いました。

家から１００メートルの「ライフ」に買い物に行ってくる間に
お二人も「実は、、大変だった」を伺った。

①Sさん、ご夫婦で社交ダンスをなさるSさんは、いつもにこやかに声をかけてくださる。
　スポーツウエアー姿のお二人に久しぶりで会った私はうれしくなって、
　「Sさぁーん、元気でしたか？あれ、その格好だと歩いてここまで？
　いいですね、さっそうとしていて」
　と。

　Sさん
　「いやー、実は死ぬところだったんだよ。心臓を悪くして。
　病院のベッドの上で急変したから助かった！　
　メタボだったんだ。心臓に負担かけていたんだね。６キロ減らして今ベスト。
　拾った命だからこれから大事にするよ。」

　「そりゃー、いいところで急変しましたね。悪運が強い」
　と、私も冗談を言える状況でよかった。

②おだやかにお話されていた。
　でもたいへんだったらしい。
　天候の変化に心を留められるようになり、
　次にテレビの面白い場面にすこし笑えるようになり、
　買い物で出会った人とちょっとした近況を話せるようになり…
　きっと、そういう階段を１段１段登っていらっしゃったんだ、約１年の間。