賀詞交換会にコンパニオン? [イベント]
秘書課がとりまとめる「賀詞交換会」の出欠
先日、私が所属しているネットワークのメンバーである、某町の前議員から発信された「教えてメール」。 「秘書課から、来年早々の商工会賀詞交換会の案内が送られています。とりまとめを秘書課がやっています。これって変じゃないですか」と。
これに対して、あちらこちらの市民・議員メンバーから「そりゃー、おかしいです。うちの街は<行政>は関与していません。商工会関係の議員が議員仲間に案内を出し、出欠を取っていますよ」がまず最初。おおかたはこういう仕組みかと思いきや、そうでもなかった。
すく近くの久喜市は、市長が商工会議所の何とかをやっている関係上、秘書課から案内が出ている」とのこと。「へぇー、場所が変われば慣例も変わるモンだなー」と思っていると、商工課がとりまとめるいうところもありました。なかなか距離を取れない理由は、大きな団体は首長の票田になっていたりするから、おろそかに出来ないって言うのもあるんでしょう。
スケジュールは、どこもだいたい同じです。 最初の挨拶時間が長い。国会議員から始まって近隣の大物、近隣の商工会議所関係、首長、議長と、延々と「新春のご挨拶」と「エール」が続く。なにより漏れと失礼がないようにご挨拶をいただく会なので、やむをえないのかもしれませんが。 立食のごちそうを前にして、乾杯までしばらく(30分以上)のおあづけ状態。
スケジュールと、参加者集めの苦労は、どちらもいっしょです。 ある市では、会の盛り上げに2つある女性の会の活躍は欠かせないとのこと。 参加券をさばくのと、当日の盛り上げに腕を競うのだそうです。どちらがたくさん人を集めたか腕を競う場面も。このバトルも年期が入ると、「大変なのよー」と言いながらもまんざらではなさそう、との影武者情報。
コンパニオンは要るのー?
主催、共催がどこかの情報が集まってくるうちに、Y市では、「うちの市では、コンパニオンをよびます。7~8人のコンパニオンがきますが、皆さんのところではどうですか?」と次なる「教えてメール」。
茨城県境町などは、会費1000円の立食パーティー方式だそうですが、たいていは3000円会費。ほとんど飲み食いで使われるでしょう。
だとしたらだれか自腹を切るのか? 「えーっ、今時呼んでいる所なんてあるの?」と、H市の女性議員。 そう、もう時代に合っていないのですよ、これは。
地域の慣例が最優先される限定社会、こんど「地方政治改革ネット」の会報で、地域模様をとりまとめようと思っています。