出産という大仕事

3月6日(日)

結局、帝王切開になった

昨日から入院していた二女は、けさ8時半に病院に行くと、すでに分娩室に入っていた。陣痛が5分おきになったところで、10時30分、無痛(本当は和らげる和痛)分娩の処置。第1日曜日の今日は午前中診療。

ところが、である。痛さを和らげる麻酔を入れると、陣痛が遠のくのだ。折れ線グラフの山が小さく、間遠になる。それに、赤ちゃんは体を回転させながら出口に進んでくるのだが、回転が上手くできないという。だからお産が進まないと。

いくら待ってもダメだ。12時半ごろ、お医者から説明。「これじゃ、お産にならない。午前中の診療時間も終了した(?)。麻酔を入れるのをストップして、陣痛を促進する」

 和痛分娩の方をストップして、陣痛に堪えても、赤ちゃんの回転はあいかわらずうまくいかない。

また、お医者から説明。「このまま、回転が上手くいかないと、子どもも母親も疲れてしまってあぶない。帝王切開にすることも考える。判断は午後4時」と。

まったくお産が進まないので、4時10分、「帝王切開に切り替えます。今から準備をして5時30分くらいになります。それまでは痛みを和らげる薬をいれますから痛みは和らぎます」と説明アリ。

お疲れさん

うまいもんで、午後5時28分、産声が聞こえた。二女のご亭主に「よかったねー」と声をかけた。推定体重3900gといわれていたが、実際の体重は3420g。ちょっと大きいくらいだった。

終わってみれば、産院には本当にお世話になった。2人の看護婦さんが、ずっと励まし続けてくれているのは、廊下にいる私にも聞こえていた。

病室に帰ってきた二女に「お疲れさん」と声をかけて、早々に産院を出た。この季節にしては暖かい夕方だった。「ひと山ひと山クリアしていけばいい」と、のんびりペダルをこいで、老猫の待つ家に。

妹にメールを入れると「無痛分娩が全く無駄になった帝王切開だったけど、、安心安全でよかった」と返信。

第1日曜日はイベントがある長女の方は、相変わらず夫が仕事のため、今日は5歳の息子同伴で出勤したようだ。二女が出産したころは、おとなしく仕事に付き合った息子のために映画館で「ドラえもん」観賞だったらしい。(お前、いとこができたよ、お兄ちゃんだ)


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