ひどい冠水 [災害]
9月10日(木)
町のあちこち冠水
ここ数日の大雨。気象庁は「特別警報」を発した。これは最大級の警戒を、ということでいつ災害が起こってもおかしくない事態です。
テレビでは、土砂災害警報、河川の氾濫注意などを呼び掛けています。宮代町は、傾斜地などないので、冠水はあるだろうが、まァ、大丈夫と思っていました。
それでも、いつも冠水する学園台3丁目など、そうとう水に浸ってしまって、さぞお困りだろうと、夜が明けるのを待って、5時、スニーカーにハーフパンツでパトロールに出かけた。(このいでたちが、ひどいことになるのは、あとのことです)
学園台3丁目は昨日から「立ち入り禁止」の立て看板。道路も歩道も深く水の中に沈んでいました。新聞配達の人は長ぐつでポストに。日本工業大学の守衛さんみたいな人と「いやー、ここはいつも大変ですね」とやりとり。
その後、本田地区で冠水しやすい萩原工務店前、「生鮮市場」スーパー前の道路へ。いつも冠水するこの場所は大丈夫。超ゲリラ豪雨には弱いが、長く降り続く豪雨には耐えて、水捌けはできるようです。
続いて、笠原小学校周辺。いつも冠水する場所だ。ここはひどい。一面広い池になっている。東武動物公園のお客用駐車場、交差点、歩道すべて水をかぶっている。深いところは1mくらいの深さか・・。↓
笠原落としに係る通学用の端の方に回ってみる。橋は高いところにあるので冠水していないが、橋までの通学路は水に浸って子どもの足では無理。↓
笠原小学校に行く通学路はすべて、深く冠水しています。今日の登校は無理でしょう。
その後、役場の方に。役場の南側は冠水。道路は、大した冠水ではないと思って無理やり自転車をこぐと、たちまちはねた水で膝まで濡れる。仕方なく自転車を降りると、30センチくらいの深さ。あきらめて水の中をじゃぶじゃぶ歩く。(この地域は、こんなに低かったのか)と初めて気づく。
道仏区画整理地はどうか、気になって自転車を走らせる。KASUMI前の交差点で、「地下道、冠水」という文字が目に入る。東武線をアンダーで越える地下道に通行止めの看板。見下ろすと、何と用水路のような深さ。今まで集中豪雨でも冠水しなかった「宮代地下道」。あまりのもろさにびっくり。
↑ 川ではありません。地下道です。こんな冠水はじめてみました。
笠原小学校・臨時休校
7:00 役場から連絡が入る。私が視てきたとおり、笠原小学校には、水が深くてどこからも入れない。臨時休校。ほかの週中学校は、迂回したりで、入れる。
7時現在の被害状況
〇冠水23か所以上 うち通行止め10か所 〇床下浸水世帯(笠原地区) トイレ水逆流 〇古利根川 氾濫注意の水位なるも、オーバーフロー、決壊なし
役場の体制
宮代町役場では、昨夜11;30 警戒態勢第2配備 町長以下30名の職員待機 進修館、川端公民館、和戸公民館の3か所に避難所設置
なお、笠原周辺の施設 「六花」「あたらしい村」「町立図書館」も周辺の冠水がひどいため、オープンできない可能性が強いと思います。出かける前に問い合わせする方がいいと思われます。
他市町と比べたら、宮代町の被害は少なくすみそうです。職員の皆様、お疲れ様です。
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