おしゃべりサロン・「メル友募集」 [地域活動]
5月25日(月)
お喋りサロン
第4月曜日。今月2回目の「お喋りサロン」にお邪魔した。行けないときには3か月も行けないけど、このところひんぱんに午後のティータイムにお邪魔しています。今日は挽きたてコーヒーにオレンジ風味のシフォンケーキ。
昼食が済んでテーブルごとに世間話が1時ころまで、そのあとはじゃんけんゲーム、何らかの演奏と一緒の歌・・・と楽しいひと時が続きます。
今日は、大正琴のグループが7人いらしていて(その中の半分は学園台の人)、独特の音色で楽曲を奏でました。みんなの知っている懐かしい曲を中心に全部で14曲。「人生の並木道」「古城」などしみじみいいですね~、大正琴の哀愁を帯びたあの音色がよく合ってました。
お隣に座ったTさん(女性、80歳を少し出たかな)、歌詞カードの字が小さくて読めないといっていたけど、どうしてどうして、どんどん歌っているではないの。「だって、昔よく歌った歌だもの、するする出てきちゃうんだよ」。なるほどね。
Tさんのことを私は(遊びの達人)と呼んでいる。三味線に琴、長唄に都々逸、社交ダンスに民舞、何でも玄人だ。「認知症になったらヤだね」というから「かわいくボケたらいいんですよ」といった。「そうだ、かわいくボケたらいいんだよ」とTさんはさっそくお隣の方に話していらした。
「メル友募集」しま~す
「あっ、加納さんにもこれ、あげる」とXさん(男性)。A4サイズの紙をくださった。見ると「メル友募集」。「へぇー、面白い」とみると、そこにはびっしりと自己紹介が書いてあるではありませんか。たのしい中身なので、黙ってご紹介するのをお許し下さい。
「自己紹介 〇〇〇〇 生年月日 昭和▲▲年6月◇◆日、かに座、血液型O型 身長・・・体重・・・。職歴:商社に勤めていました。ロシアに駐留し、木材を日本に輸入 などなど
趣味:パソコン、ツタヤで徘徊、ご婦人とあいまみえること、診察券蒐集(改札を通れず、よく見りゃ診察券)
既往症:小脳梗塞、2003年ロシアのハバロフスクで仕事中転倒して運動神経をつかさどる小脳を負傷。12年以上過ぎた現在も左半身不随と言語障害が残っています。「お喋りサロン」の座長、スタッフ、参加者が、当方の人格はもとより、つたない発音と、つばを飛ばす話し方でのリハビリにも我慢強くお付き合いくださり、大変申し訳なく思っています。
しかし、お喋りはしたいので、言いたいことをメールに書ける「メール友達」を探しております。
好きな食べ物:チョコレート、羊羹。 座右の銘:禁酒、禁煙、禁雀、禁女、禁パチ。
特技:昔はカラオケ、今は言語障害で歌えない。昔得意だったスカートめくり、ピンポンダッシュ、痴漢は身体障害があってできません。
肉体的特徴:イケメン、でべそ、左手が震える、動作がぎごちない。
そのほかにも、楽しくて、実は切実なことがいっぱい書かれています。
何と微笑ましい、なんと素直な文章なんでしょう。ユーモアをまじえて、ご自分の既往症などもあっけらかんと書いている。いつも明るく、みんなに愛されているXさんらしい「メル友募集中」のご案内でした。
ぜひ、メル友になりたーい。
「地域サロン」には、愛らしい紳士、淑女がいっぱい。みんな「お手本」にしたい方々ばかりです。
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