行政がコーディネーター [行政]

7月19日(土)

「すぐ来てくださって・・」と

会報「視点218号」ポスティング快調。それほど熱くなく、時々ぽつぽつ雨、これだと疲れない。

返ってくると電話がチカチカ、留守電が入っている。

「〇〇地区の××です。昨日は役場のほうで対応してくれました。すぐ来てくださってよかった。」とお礼の電話。住民のみなさんの困ったこと、要望に何でも対応できるわけではありませんが、(担当者がすぐ行ってくださったんだ・・)とこちらまでうれしい。いろいろありましょうが、「役場でなければできないこと」もあるわけで、よろしくお願いします。

「あれも、これも」からクレイマーまで、職員さんも大変でしょう。が、基本は住民対応がお仕事。私なんかもそうだけど「おかげで・・」と言われてうれしくないわけないでしょ。

無くなる公共施設に

維持管理が大変になった公共施設の統廃合、これは大変でもやらなくてはならないでしょう。そこで、まず最初に考慮しなければいけないのが利用していた人たちの、これからの居場所。

集会所がありますよ、公民館を使ってください、と指示するだけでは全くダメです。受け入れる地域や公民館サイドにだって都合がある。「あっちがダメになったから、入れてね」と、やってきてすぐに利用できるとは限らない。

公共施設の統廃合で、役所や職員にやってもらいたいのは、実は年次計画や、財政が厳しいなどの説明ではない。(キビしい、キビしい、これはぜったい素直に伝わらない、というのは肝に銘じておくべきです)。本当にしみていくのは、受け入れ先が決まるまでのコーディネイトではないだろうか。

行く場所がなく、見捨てられ感が漂う時、「役場の職員さんがよーくやってくれて・・」「親切だった」が効くわけで、多少の我慢はしょうがない、という気持ちになるわけですよ。

指定管理制度などで、民間に委託しても全然仕事は減らないし、かえって職員は忙しいんですよ、と言われても、「何が?」「どこが?」。住民や議員にはそこがわからない。

対面で、親身に住民対応してもらった時、「役場があってよかった」と思えるんです。


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